ゴルフの話ではないが。
私の職場では、毎朝朝礼を行っている。
朝礼では毎日順番に1名が、話題自由、時間も自由でスピーチを行う。
この朝礼、実は4月に部署配属となった私の歓迎会の2次会にて、
酔った流れのまま勢いで決まったようなもので(笑)。
どういう経緯で朝礼スピーチなどという話に行き着いたのか、
全く思い出せない。多分誰も覚えていないと思う。
かくして始まった朝礼スピーチ。
さすがに部長クラスになると、人前での喋りはすらすらと余裕を感じるが、
元々が技術部隊の集まり、普段人前で話し慣れていない若手の中には、
カミまくる者や手が震え出す者も(笑)。
話題も自由とあって、仕事の話よりも自分の趣味や体験談が多く、
意外な人物が爆笑トークを炸裂させることも。
自分はというと、どうも喋るからには笑わせねばという使命感があるようで、
話のジャンルよりも、受けるかどうかが基準になってしまっている。
ちなみに前回は「通勤中に野犬に襲われそうになった時の話」で、
恐ろしい体験をしたが、お蔭様でウケました(笑)
4月からスタートした朝礼、3順ほどしたころ、期間にして2ヶ月くらいだろうか。
ネタも尽きたので辞めにしてはどうか、という意見がちらほら出始めた。
部長も周りのそんな意見に流されそうに見えたので、部長に直訴。
「最低でも1年継続しましょう、これで終わっちゃ何の意味もないです」
この朝礼は絶対に、個々としての、社会人としてのスキルアップにつながる。
さらには、組織としてのチームワーク、結束力向上にもつながる。
そう確信していた私は、この文化を半端な形で終わらせたくなかった。
やればできるって。
スピーチのネタなんて、少しアンテナ伸ばせば、それこそ無尽蔵にある。
いつまで経っても辞めると言わない部長に諦めたのか、
みんなの愚痴もいつの間にか消えた。
変わり始めたかな?と感じたのは、8月くらいからだろうか。
少しずつだけど、明らかに、みんなのスピーチが上達している。
声が大きくなった、目線が上を向くようになった、笑顔が増えた、
そんなかすかな変化だけど、聞いてる側からすると、
印象はずいぶん変わって見えるもので。
続けて良かった、そう思える瞬間が、
辞めたがっていた本人たちにも必ずいつか来る。