【遺言書が最優先】

日本は資本主義の国です。

個人が自由に財産を処分してよいことになっています。

売るのも自由、あげるのも自由。

そして、個人の生前の財産を死後どう処分するかについても、個人の意思が最も尊重されます。

遺言書で財産をどう分けるのかを指示できるのですね。

民法では相続財産の分け方を定めており、これを法定相続と言います。

そして、法定相続より遺言書の内容が優先されるのです。

民法の中で遺言の規定は第五編「相続」の一部として定められています。

実際、相続の条文数は80条以下、遺言に関する条文は80条以上です。

法定相続は、実質的に遺言書が作成されなかった場合の補充規定だと考えられます。

これほど民法の中で重要と位置付けられている遺言書を、書いておられない方がまだまだいらっしゃいます。

「みんな書いていないから」

周りが書いているかどうかではなく、いざというとき適用されるのは法律であり、損害を被る可能性があるのは残されたご家族です。

「まだいい」

一寸先は闇。今日先伸ばしにしたことは、往々にしていつになってもできないものです。


遺言は法定相続に優る。

遺言を書いておくことは自分を大切にすることであり、また周囲の人たちへの思いやりであるように思われます。

【毎月15日は遺言の日】
遺言はあなたの家族の未来の笑顔を守ります。