この宿のチェックアウトはなぜか早くて9時。
カサブランカからの時差は3時間。
だから、9時といいながら体内時計は6時。
時間的には寝たのに眠いzzz
とりあえず、併設のレストランに行ってコーヒーを。
といっても、お湯を入れたマグカップに小さな粉のコーヒーをパラパラ注ぐだけ。
お湯の量と粉のパックがあってないから、うっすいうっすいアメリカン。
そして、昨日予約した宿へ行く。
が、昨日チラッとだけ覗いたバラック小屋が少し忘れられない。
シティセンターに行ってしまったら、もうここには来ないだろう、、、
うーん、どんなところか少し覗きたいな、、
昨日のいろんなケニア人が声をかけてきたり、街中の人たちを見た感じとしては大丈夫なんじゃないかな、、、と。
全く根拠なんてないけど、、、汗
とりあえず、携帯も財布も全て置いて手ぶらで。
古い方のiPhoneを持っていこうかと悩んだけど、トラブルになりそうなものはちょっとやめとこう。
なってったって、こっちのiPhoneは写真を撮るとき音が出るから目立つ 汗
手ぶらならカツアゲにあったとしても、盗るものがないから、さすがに殺されたりまではしないだろう、、、
なので写真はナシ。
ホテルの出口を出るとあいかわらずの砂埃と排気ガス。
※これは後で撮ったもの
一呼吸でウッとなる。
そして、家具屋、汚ったない川を通り過ぎ、バス停の入口にあるバラック小屋の中へ。
完全に奥へと続く道。
まだ朝方だからなのか、そこまで人はいない。
ただ、完全に屋根付き壁ありの建物の中。
とても薄暗い。
正直、これは絵的にはクレイジージャーニーのゴンザレスが潜入するレベルに感じるほどのローカル感。
でも、入口付近にいた女性は「元気?」と気さくに声をかけてくれる。
割とフレンドリーか!?
カーリーな髪の毛の塊が散乱した散髪屋があったり、畳二畳ほどのスペースの部屋にスロット台が2-3台ほど置いてあるゲームセンター的空間、さらに奥に行くと完全に袋小路。
これまた畳二畳ほどのスペースのカフェや怪しいネオンの立ち飲みバーのようなところ。
このバーの怪しい色と突き当たりで道がなくなったことで、ここで後ろから囲まれたら終わるな、、、と思い、さすがに怖くなってきたのでもう出よう。
そそくさと来た道を戻る。
あぁ、宿を出る前に喉が乾かないようにいっぱい水を飲んで来たのに、すでに喉がカラカラ。
脇汗びちゃびちゃ。。
緊張感がハンパない。
そして、昨日見た通路に屋根はないバラック小屋が並んだところをジグザグと歩く。
恐る恐るビビりながら歩いてた方が怪しいし、狩られやすそう。
僕の持論、観光客ではなく現地在住者のように堂々と。
この方がトラブルに合わないんじゃないかと。
なんの根拠もないけど 汗汗
なんか小物売りから食堂がならぶフードコート的なエリア、魚の食堂なんて、バケツに魚が入ってるけど、その水が黒い!
一応、食べ方はフライにしてるけど、油も真っ黒!!
申し訳ないけど、これはよう食べんわ、、汗
とにかく、男の人もいっぱいいるけど、とりあえず目が合えば、こちらからハローと言ってフレンドリーに。
そうすると意外とニコニコ返してくれるし、やっぱり基本ケニア人はいい人なんだと思う。というか、そう感じるな。
エジプトやモロッコなんかのあのウザさは全くない。
とかいいながら、「たまたま」襲われなかっただけなのか、無事バラックエリアを出る。
もう一度、ここからの景色を撮りたいから、iPhoneを取りに宿へ戻る。
するとまわりのバイタク仲間がわらわらと集まってきて、「見せろ見せろ」「いい写真じゃないか〜」「俺たちも撮ってくれよー」と。
てことで、一緒にセルフィー。
てことで、一緒にセルフィー。
さて、宿に戻ろうかと思うが、シティセンターに行くにはさすがにデッコボコの地面なんでコロコロを引くわけにもいかない。
でも、タクシーを使おうにも中心地は渋滞がエグい。
たった2km程度だけど、30分でもたどり着けないだろう。
だから、バイクタクシーかな、、、宿に呼んでもらおうか、、と思ってたところにこの兄ちゃんたち。
感じも良さそうだから、値段を聞くと200シリング(220円)。
宿で聞いたタクシーは500シリング(550円)。
そんなに高くないし、ボッタクられてる感覚もないから、値切らず即決。
「荷物を取ってくるから待ってて!」と宿に荷物を取りに帰り、戻ってくる。
今回はバイクの後ろに乗らないといけないから久しぶりにコロコロを背負う。
そして、そんなところ通るの!?
そんな追い越し方するの!?
というのを延々繰り返し、宿に到着。
お金を払った時に兄ちゃんが「お前のiPhoneいいやつだから、おれにくれよ!笑」と。
なんでやねん!笑
と、とりあえず笑ってあしらう。
そして、バイバイ。
まあ、エジプトみたいなムカつく雰囲気で言ってきてるわけじゃないのがわかるからいいけど、なんでやらなあかんねん!笑
てことで、もともと行こうと思ってたシティセンターにあるニューケニアロッジに。
ここはナイロビではバックパッカーがよく来るところらしい。
以前ダハブで出会った日本人夫婦がもうすぐケニア入りするとのことで、この宿で待ち合わせすることに。
できればアフリカは1人より誰かがいた方がいいからな。
ドミトリーは750シリング(825円)と、昨日のホテルの半額。
でも、さすがに汚め 笑
まあ、全然我慢できるレベルだけど。
部屋はこんな感じ。
このベッドの沈み方は初めてw
屋上とそこからの眺め。
滞在中のはずの日本人2人は、外出してるのかな?いないみたい。
てことで、少し調べ物してゆっくりしてると、、、
パン!!!
パン!!!
パン!!!
聞いたことのない乾いた大きな音が3回!?
え??銃声!!!??
宿に宿泊している白人女性が窓の外を眺めて「オーマイガッ!警察が銃を撃ってるわ、、、」と。
え?マジ!??
マジのマジ??
でも、ここはケニア。凶悪都市と名高いナイロビ。
マジでありえんのかい、、、
え、どうしよ、、
この宿を離れるか?
いや、ケニアを出るか??
いやいや、それとも日本に帰るか!??
事前に調べたケニアは、ほんと凶悪都市。
街中から10kmほど離れたところにある宿で銃で襲撃されたのが、最近だけで2件。
地球の歩き方にも絶対1人で歩くな!
夕方4時以降は歩くな!
とか。。。
恐る恐る僕も窓の外を覗く。
が、窓から見える景色は日常そのもの。
ニコニコ会話してる市民たち。
あれ?
こんな銃声があっても、それが普通なのか??
ナイロビって、そんなところ??
そんな風にドギマギしてると、取り乱し気味の白人女性が宿のスタッフに聞いてると、どうも警察がぐちゃぐちゃになった民衆を空砲でどかせてるとか。
なんで音だけでわかるのか?
宿のスタッフは平然としてる。
日本で空砲で群衆を誘導したら、どエライことになるでなw
これがナイロビスタンダードか、、、
とりあえず、置いてあった情報ノートを読む。
なんと昔の情報ノートが出てきた!
恐る恐る僕も窓の外を覗く。
が、窓から見える景色は日常そのもの。
ニコニコ会話してる市民たち。
あれ?
こんな銃声があっても、それが普通なのか??
ナイロビって、そんなところ??
そんな風にドギマギしてると、取り乱し気味の白人女性が宿のスタッフに聞いてると、どうも警察がぐちゃぐちゃになった民衆を空砲でどかせてるとか。
なんで音だけでわかるのか?
宿のスタッフは平然としてる。
日本で空砲で群衆を誘導したら、どエライことになるでなw
これがナイロビスタンダードか、、、
とりあえず、置いてあった情報ノートを読む。
なんと昔の情報ノートが出てきた!
15年前のモノ。
もちろんいつの時代もこうやって回ってる人がいるということ。
この時代のアフリカは、もう一つすごかったんだろうな、、、
そして、お昼ご飯に。
5分ほど歩くとヒルトンが見えてきた。
さすが東アフリカ最大の都市ナイロビ。
ここまで来ると都会そのもの。
背広姿の黒人もいっぱい。
黒人のスーツて、カッコいいよな。
顔が小さくて、足が長くて。
そう思うと日本人のスーツて、やっぱり似合ってないね 笑
そして、お目当のお店、テリヤキジャパンへ。
目玉焼きトッピングしたら、プラス80シリング(90円)。
日本と変わらへんやん、、、
ちょっと柔らかめのごはんだけど、やっぱりチキンと野菜でご飯をモリモリ食べられるのは最高!
んまい!!
てか、ナイロビて、トイレは紙流せるし、料理人は紙帽子をしてるし、、、結構ちゃんとしてるのか!?
そして、Wi-Fi環境がいいと言われてるヒルトンでネットを。
さすがヒルトン。
並べるという概念はないのね、、、w
帰って同じ部屋の日本人と少し飲みならが話を。
アフリカ縦断中やキリマンジャロ登頂した人たち。
僕と違ってガッツリバックパッカーだ。
そして、ここはアフリカ。
こんな蚊帳でおやすみなさい。