ショウの側にいても、食事も摂れない、薬も飲みたがらない。
そんなだから・・・ショウは僕を帰したんだよね?
「サトシ?約束してくれる?
早く元気になるように、サトシも頑張るって。
俺はサトシにまた会える日まで、生き抜いてみせる。
お互いに約束しよう。
あの日にいっぱいキスしたの・・覚えてる?
元気をあげられるように・・・何回も、キスしたんだよ」
『元気になったら・・・ショウに会える?』
「少し元気になれたら・・・マサキに跳ばしてもらおう?
マサキには、面倒かけるけど」
『ホント!?約束する。
早く元気になれるように・・・頑張るね。
そしたら・・また・・・・僕と・・・交じり合って・・・』
「サトシ・・・その日を待ってるから。
今夜はもう、おやすみ。
手をつないでてあげる。
今、ベッドなんでしょ?
いつもみたいに・・手、つないで・・・眠ろう?
いつでもいつまでも
俺たちは一緒だよ。思い出して。
長いこと会えかった時も・・・俺たちはお互いを信じてたよね?」
ショウのところから戻る前。
僕はショウの中に飛び込んだ。
ソウルを溶け合わせて・・・
『ショウ・・・死なないで・・・』
僕はホンのちょっとだけ・・気付かれないようにソウルをショウに残した。