「おまえの運命は一枚の扉にかかっている。
さあ?どちらの扉を開ける?
扉の向こうには、虎か・・・女か・・・が・・待っている」
王が俺に向かって、語りかける。
口の端が片方だけ、釣り上がり・・・
その目は興味深い見世ものを見るかのように、輝いていた。
俺は答えを求めて、王子の方を窺った。
王子は、いつもと変わらない笑みを浮かべてくれていて。
俺の窮地を救ってくれるはず。
王子は指先までピンと美しく伸ばして・・・
・・・・の扉を指し示した。
・・・・・・
ここは砂漠に隣接する国。
それでも・・・それだからか?栄えている。
砂漠へと向かう隊商の出発地として。
砂漠から来た隊商の安堵の地として。
砂漠の近くなのに・・・
この国は水が豊富。
それゆえ、王の座す場所として、この地が選ばれた。
こんこんと湧く泉が国の中央にある。
それは王宮の中にある。
俺らのような庶民には一生お目にかかることのない幻のようなもの。
王宮から、幾筋もの水路が国中に這い。
国の隅々までを潤していた。
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読みたい~を自分でも、妄想して、ヌルっと始めてみます。
なぜか、すごい長くなった・・気がします。
今回のお話は、通常記事で上げます。
リアル設定じゃないので・・・読みにくい・・・でしょう!(笑)
初!異国じゃないかな?