かわいい!だけで、飼ってはダメ!
柴犬と暮らすということ

 

 

私の愛犬、黒柴癒和(ゆわ)🐾

そりゃもう、かわいくて、私の宝物です💖

 

 

柴犬の魅力と言えば、

ツンデレ、

ふわふわの毛、

くるんと巻いたしっぽ、

喜んだ時のひこうーき耳、

寝る姿はへそ天。

 

 


そのかわいさに惹かれて

「柴犬を飼いたい」と思う人、

多いと思います。

 


でも——柴犬は

「かわいいだけ」では

絶対に飼えない犬種です。

 

 

「かわいいだけじゃ、ダメですか?」

 

 

ダメなんです!

 

 

 

 🐕 見た目じゃなく「犬種」を知る覚悟を

 

犬を迎えるとき、

柴犬に限らずですが、

見た目のかわいさだけで選ぶのは

本当にやめて。

 

 

犬種によって、

それぞれ特有の性格や習性があり、

さらに、

その犬種、その犬の

バックグラウンドをきちんと知って

最期までその命を守る覚悟をして欲しいのです。

 

 

中でも柴犬は、

日本の天然記念物であり、

オオカミに近いDNAを持っていると言われており、

独特の本能と気質を持っています。

  • 飼い主への忠誠心が強く従順

  • その反面自立心も強い

  • 警戒心が強い

  • 頑固

  • ツンデレ気質

  • 人や他犬との距離を重視

  • 自分を持っていてこだわりが強い

 

 

もともと猟犬として活躍していた柴犬は、

警戒心の強さと、

猟犬気質から

「奪いたい」「守りたい」

と言う本能があります。

 

 

おもちゃの引っ張りっこや、

おやつに夢中になって

興奮している時に、

信頼している飼い主に対してすら、

取られまいと歯をむき出しにして、

流血沙汰になるケースも珍しくありません。

 

 

子犬のうちは、どんな犬種でも愛らしいですが、
「噛まない犬」と思って迎えると、

現実とのギャップに驚く人は少なくないのです。

 

 
 

 🐾飼育放棄の増加という現実

 

柴犬は、人気犬種である一方、

とても悲しいことに、

飼育放棄・保健所への持ち込み件数が増えています

  • いうことを聞かない
  • 噛むようになった
  • 高齢になって認知症になった
  • 洋犬に比べてフレンドリーじゃない
  • こんなに毛が抜けると思わなかった
  • 思っていたのと違った

といった身勝手な理由で、
手放される柴犬があとを絶ちません。

 

 

とある15歳の柴犬くんのお話。

 

飼い主の事情で

長い間、車中生活を続けていました。
その柴犬くんは、認知症になり、

おもらしをするようになったことを理由に、

飼い主は叩いたり、

床に叩きつけるような

虐待行為を行っていたのですプンプン

 


その様子を見かねた人が、

通報して、その後、

この柴犬くんは

保護されました。

 

 

これは特別な話ではないんです。
ワンコが高齢になって、

介護や対応が難しくなったからという理由で、

柴犬が飼育放棄されるケースは

全国で起きているんです。

 


柴犬という犬種の本能の強さ、

歳を重ねたときの変化、

介護の現実と覚悟もないままに

かわいいだけで飼ってしまうと、

飼い主にも犬にもつらい不幸を招いてしまうのです。

 

 

 

  柴犬との暮らしは、ラクじゃない

 

柴犬の気質や特性の他に、

日々の生活でのこと。

 

まずは、柴犬の抜け毛

SNSで目にすることもあると思いますが、

そりゃもう、半端じゃない抜け毛の量!

換毛期には、もう一匹生まれた⁈

と勘違いするほど、大量の毛が抜けます。

 

換毛期でなくても、

毎日、毎日、

掃除機をかけてかけても

追いつかないほどの

抜け毛が部屋中に舞います。

 

 

お散歩もひと癖あり。
柴犬は社交的な犬ではなく、

警戒心が強い気質から、

他の犬にガウガウ吠えたり、

ガウガウしないから平気かな

と思って近寄ってみたら、

急にガウー‼

 

 

他の犬との“ご挨拶”を避ける

柴犬の飼い主さんが多いのは、

こういった理由があるからです。

 


それから、おトイレ。

パピーの時は家でおトイレしていても、

だんだん外でしかおトイレしなくなる柴犬、

多いです。

 

 

癒和ももれなく、

お外派。

 

 

まったく家ではしないので、

毎日、朝晩、

雨の日も、風の日も、

嵐の日も、私が発熱しても、

お散歩は欠かせません。

 

 

申し訳ないことに、

外でおしっこさせてもらうので、

お散歩の時は

たくさん水を持って、

おしっこの後は水で流します。

 

 

うんちをする時は、

道路を汚さないように、

癒和のおしりから落ちる💩を

ビニール袋をかぶせた手で

キャッチします👍

 

これを、毎朝🌄、毎晩🌉、

天候に関係なく、

一日も欠かすことはできません。

 

 

これらすべてを含めて、

柴犬と生きるということです。

 

 

 

 🌿柴犬を迎える覚悟、出来てますか?

 

柴犬は、

見た目以上に奥が深く、

手もかかる犬種です。

 


けれど、

そのぶん、

信頼を築けたときの絆はとても深い。

 

 

柴犬を迎えるなら、

  • その性格や習性を学ぶこと

  • 生活スタイルを見直すこと

  • 覚悟をもって向き合うこと

これらをしっかり準備した上で迎えてほしい。

 


それが、柴犬と人、

どちらの幸せにもつながる道です🐕✨

 

 

 

 

 🐾 おわりに

 

黒柴、癒和との暮らしは、

決してラクではありません。


でも、それ以上に、

この子と築いてきた時間と

信頼関係は、

かけがえのない宝物✨です。

 

 

 

柴犬はかわいいだけじゃ、飼えません。

 

でも、

 

ちゃんと向き合えば、

深くてあたたかい絆が生まれます。


「かわいい」の奥にある現実と覚悟を、

多くの人に知ってもらえたらうれしいです。

 

ではまた🎵