ホエールブログ

ホエールブログ

大阪府和泉市の和泉中央にある
クジラのマークのたのしい体操教室です。
『子ども達の未来を輝かす』というミッションのもと、毎月のコラムやブログなどで日々感じている事や考えを発信しています。
また、短期教室やイベントのお知らせもUPしていきます。

『いつかの点に』
 

 明けまして、おめでとうございます。

さあ、2026年がスタートしました。
これからの12ヶ月が楽しみですが、昨年同様、あっという間に過ぎていくと思うと、1日1日を大切にし、楽しんでいきたいと思います。
 

 

 先日、「疲れるから体操をやめたい」という子がいました。
親御さんとしては、頑張ってほしい気持ちがあり、私としても通ってもらっていて、成長を感じるし、これからも貢献できると思っていました。

また、本人は「辞めたい」と言ってるが、レッスンに来ては楽しんで参加してくれ、満足そうに帰っていくのでした。
ただ、レッスン前に行き渋るのだそう。

きっと、その背景には周りには分からない、いろんな事があるのでしょう。

真相はわかりませんが、友達と遊びたい、お母さんと過ごしたい、ゲームをしたい、家にいたい
など、色んな背景があって、「疲れるから」という言葉になっているのだと思いました。

お母さんが何度か相談してくださっていたこともあり、私の考えていることを本人に伝えることにしました。
 

「どんなこともやれば疲れることもある。しんどいなって感じることもあるかもしれない。

だけど、やり始めたら、思ってたよりできる時もあるし、思ってたより楽しいこともある。

それは先生もだし、お父さんお母さんも、きっとそうだと思うんよ。
疲れるのはわかるんやけど、最近できることも増えてきたし、これからも増えると思うから、もうちょっと頑張ってほしいって先生は思ってるねん。
辞めるのはOKだけど、もう一回考えてきて、来週教えてくれる?」
と私なりに伝わるように話してみました。


そして次の週、出てきた答えは「やっぱり辞める」と。

本当に良いのかな?
もう少し続けてもらったら、できる、掴めることがあると思うので引き留めたほうがいいかな?

という想いがないわけではなかったけど。
 

だけど、それはあくまで、こちら側の想い。

 

最終的には本人が出した答え・決断を尊重しようという気持ちになりました。

もしかしたら、無理やり続けてもらってたら、掴めることがあるかもしれないけど「やらされた」と感じるかもしれない。
逆に本人が「あの時、続けておけばよかった」と、なるかもしれないけど。

私自身も親に何度も言われたけど、「やらない、いらない」と聞かずに進んできたことがありました。
そのうちの一つが英語。

幼少期は、習いに行かされるもこなすだけで、身につかず。

学生時代は「英語だけは絶対やっておいた方が良いよ…」と何度も言われましたが、「英語はいらない」と、やることなく大人になりました。


だけど、ある日「やっとけばよかったな」と思うときが来たのでした。

そこから毎日、英語を勉強するようになり、今では少しだけできるようになりました。

「もっと前から、やっておけば」という気持ちが無いわけではないけど、やらされてもできなかったし、中途半端にできていたら、毎日頑張ることもなかったとも思います。

そして、今、「英語ができたら人生が豊かになる」
と言っていた親の言葉が初めて理解できました。

大人になってようやく、伝わった。
ということなんだと思います。


そして、今、地球の裏側からこのコラムを書いています。

英語が少しできるようになり
本当に世界が広がり、一生のうちに出会う人が増え、見える景色が変わり、いろんな考え方に触れ、歴史を知り、人類の知恵や歩みの上にある『今』を感じるようになりました。

 

体験の総量も変わり、世界の広さを感じるようになりました。


疲れるからやめる
それは本人にとって、一つの決断

自分の思い通り(よかれ)の結果にはならず、決断を聞いた夜は落ち込んでいましたが、「その決断が、いつかの気付き、やる気につながる」そのように解釈でき、すっきりしました。


また、やりたくなれば、戻ってくればいい。
大人になってからでも、やろうと思えば始められる。


とりあえず、一区切り。

その子の長い人生で考えると、ほんの小さな点。
そんな点が、何かのきっかけになればいいなと願います。


 ホエールに来てくれている全ての子ども達にとって、体操ができるようになることも大事な一つの要素だけど、豊かな人生につながるきっかけ(点)になってくれることを願います。

 さあ、2026年

私自身、『素敵な大人』になれるように「あの人、素敵な大人やね」と言われるように頑張っていこうと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


舟木将人