『AI時代に』
少しずつ夏の日差しを感じる日が増えてきましたね。
ホエールファームという畑をやっているのですが、気温が上がり、日差しが強くなると野菜たちは日に日に成長し、毎日、蔓の世話をやりに早朝の畑に行くのが最近の楽しみの一つです。
自分の関与を必要とする対象があるのは、しんどいこともあるけど、人生の生きがいにもなるでしょうね。
さて、ホエールは5/11に14周年を迎え、15年目に入りました。
本当にたくさんの方々に関わっていただき、支えていただけたおかげです。
この場を借りて、改めてお礼申し上げます。
ここ数年で「AIブーム」と言いますか、AIが我々、一般人にも広く利用されるようになりました。
テキストだけでなく、音声でも対話できるので、より便利になりました。
そんな私も当然のように使っていて、日頃の英語の学習には欠かせません。特に文の構造や、単語の使い方など、少しでも「何で?」と思ったことは何回でもわかるまで解説してくれます。
また、何度同じことを聞いても問題なく、相手が人間だったら「前も聞いたしな。。。」とためらうところですが、全く気兼ねなく質問できます。
さらに、英会話も難なくできてしまったり、外国人の友達とメッセージをやり取りするのに、おかしなところがないかのチェックもしてくれます。
このようなコラムの文章の誤字脱字チェック的確に数秒でやってくれるので感心します。
他にもちょっとしたイラスト画像を作ってくれたり、デザインを考えてくれたり。
これまでかなりの時間をかけてやっていたことも数秒で完結してくれます。
日々食事の献立も「こんな材料があるんだけどレシピ考えて」等の相談も可能です。
一方で、「使えないな」と思うこともあり、AIにも得意なことと、そうでないことがあるんだなと感じる日々です。
特にモチベーションというか、『やる気』を引き出すようなことは、まだまだ人間にしかできないのだろうなと思います。
正しいことや、正解はすぐに教えてくれるけど、それは、あくまでやる気がある人が聞くから意味のあるものになります。
まだ、興味が無い分野に興味を持たせてくれたり、やる気を引き出してくれるような心に火をつけるようなことは、まだできないように思います。
私の仕事は体操を教えることではなく、『子ども達の心に火をつけること』だと自分では理解しています。
逆上がりのやり方はネットやAIが教えてくれます。
脚を高く上げて、おへそを鉄棒に近づける。のように。
もちろん、それらは正解で、正しいことなのですが、逆上がりができない子には脚があがらない理由や原因がある。
というのももう一つの真実です。
怖さがあったり、力の入れ方が違ったり、特にやりたいと思っていなかったり。
どの段階でどの程度、躓いているのか?
今どの様な心境なのか?
どの様な状況か?
疲れているのか?
集中しているのか?
色んな事を見ながら、判断して声掛けをし、子ども達の心に火が付くようにと関わっています。
そう考えるには、「何をするにしても『やる気』こそが何よりも大事」だと思っているからかもしれません
。
勉強も習い事もやる気がない中でやらされてもほんと数パーセントの効果しかないもの。
自分自身の経験からもそう言えるし、これまで何百人、何千人という子どもたちを見てきた中でそう確信しています。
具体的なことを思い返すと、指導者になりたての頃は子ども主体ではなく、自分主体でした。
目の前の子どもがどうか?
ではなく、今日のメニューはこれだから。
と、やる気よりも 教えること を重視していました。
結果、自分も子どもも疲弊していきめちゃくちゃしんどいのに成果はほとんど出ない。。。を経験しました。
今は毎日がとても楽しいです。
子ども達も楽しそうにしてくれるのがまた、楽しく感じられます。
「ああ、もう無理。」そんな気持ちになってる子に「あと一回だけ頑張ってみよう」そう思ってもらえるように工夫する。
その一回が上達につながり、できるようになっていく子ども達。
先生と生徒だった昔ではなく、今は一緒に頑張る仲間であり、応援役。
少しの変化を一緒に感じ、喜べるようになりました。
AI はこれからもどんどん進化していく。
だからこそ、AIが得意な所と人間が得意な所を見極めて、自分が作れる価値を追求していきたいと思います。
子どもの心に火をつける
子ども達が輝いている そんな教室であれるように
15年目も頑張っていきます!
舟木将人