ホエールブログ

ホエールブログ

大阪府和泉市の和泉中央にある
クジラのマークのたのしい体操教室です。
『子ども達の未来を輝かす』というミッションのもと、毎月のコラムやブログなどで日々感じている事や考えを発信しています。
また、短期教室やイベントのお知らせもUPしていきます。

『場』

 

 あっという間に過ぎていった一年で最も短いと言われる2月。たった4週間しかないその時間を、皆さんはいかがお過ごしでしたか。

 

 2026年の目標として、①英語学習②迷ったら行動する③毎月本を読むことを掲げました。
始まってまだ数ヶ月ですが、「やれているな」と感じる日々が、毎日の充実度を高めている気もします。


やると決めたことですが、当然、気が乗らない日もあります。
今は少し暖かくなり、そこまで苦になりませんが、冬の朝一のジョギングはかなりの精神力を要します。

走る気は0でも靴を履いて外に出ると気付けば走っているし、凍えるような寒さも数分で気にならなくなるのも不思議。
 

良くも悪くも習慣化するので、いい習慣を身につけたいなと感じた2月でした。

 

 

 さて、今回は『場』について書いてみたいと思います。

これまで、たくさん「場づくり」という言葉を耳にしてきましたが、あまりしっくりきていませんでした。

 

が、ここ最近、場づくりというものが理解できてきた気がします。

そんな中で、1月から新しく始めた「ホエールカフェ」という保護者向けのイベント(場)。

キッカケは自分自身が「話す時間」「聞いてもらう」ことの大切さを強く感じていたからです。


ここでいう話す時間とは、日常の雑談や会話ではなく、自分の感じていることや考えていることを言葉にし、誰かに聞いてもらう時間。
そして、相手の話を聞く中で、自分自身と対話する時間ということです。


こんな時間はどうしても後回しにしがち。

緊急度が低く、なくても今すぐには困らないから余計にその価値に気づきにくいのかもしれません。

 

最近、それは健康に似ているなと感じています。
健康は何より大切だと分かっているのに、忙しさの中で無理をしてしまったり、誘惑に負けてついつい飲み食いしてしまう。
そして不調になってから、健康のありがたさに気づく。
また、健康は一日でつくられるものではなく、日々の積み重ねの結果で、じわじわと将来に効いてくる本質的なもの。

 

話す時間も同じで、すぐに何かに結び付くわけではない。

でも、積み重ねが、気づきや心の整理、前向きな一歩につながっていく。
健康とどこか似ている気がします。

 

 

 振り返ると、自分自身も無意識にそうした機会(場)をつくっています。

魚釣りに行って釣れた日は友人を自宅に招いて食事をしたり、コミュニティに顔を出したり、旅先で人と語り合ったり。
本を読みながら、自分と向き合う時間もそうかもしれません。
 

聞いてもらう相手が変われば反応も変わるし、伝わり方も変わる。その中で、自分はこう感じてるんだと深く見えるものがあったりする。

 

相手が何かを教えてくれるわけでもなければ、伝えてくれるものでもないけど、話しているうちに自分の中で気付きがある。

見えてくるものがある、という感じです。

 

それは「場」の力だなと思うのです。

話す、話せる。
そんな場があるからこその気付きがあって、自然と何かを感じ取り、持ち帰っていくことにつながる。

 

ホエールでのイベントでは、かつて「こんなことを感じてほしい、学んでほしい」と考えて組み立てていました。
けれど今は、場を提供して、そこから何を感じるかは人それぞれの方がいいと思うようになりました。

 

理由はそっちの方が、期待をはるかに上回る『何か』があるから。
答えを用意するのではなく、それぞれの中に答えが生まれるものだと思うようになりました。

そのために必要なのが体験の場、あるいは余白というのかもしれません。
 

 

 先日の豚汁イベントもそうで、薪を集め、火を起こし、野菜を切ってみんなで豚汁をつくる。
家なら短時間で済むこと、コンロを捻れば簡単にできることをあえて数時間かけてやりました。

 

日常のありがたさや、食べることの難しさを感じてもらいたいという大きな方向性はありましたが、余白があるからこそ、想定していなかった出来事や気付きなどが生まれてくる。

 

同じ体験をしても、感じることはそれぞれ違う。
それがいいなと思っています。


ホエールがそんな「場」をたくさん提供し、誰かにとっての小さな+(プラス)になる場所であることを願っています。

 

 

 

舟木将人