今回は、認知、すなわち「考えること」の話でした。
(1)人の認知は、その人、その場面によって都合良く変わるのだと思った。
はい。ポジティブにも、ネガティブにも、どちらにもなります。あるいは、どちらにもできます。
裏を返せば、無理してポジティブに、とか無理してネガティブに、とか、そういうふうにもできる。これはこれで、あまり雰囲気の良いものではないですね。。。
無理するのではなく、ポジティブでもネガティブでも「自分らしいな」と思えるような、自然な「自分らしさ」を、まずは大切にしたいなと、私は思っています。
(2)人はそれぞれ考えも感じも違うので、相手の考えを聴くことも大切だと思った。
そのとおりですね。お互いの一致のみならず、違いにも興味をもつことが大切と言えます。
(3)現実に合わせて認知を変えることは、ある意味怖い。
現代のセラピーの主流がこの「認知の修正」であると言ってもいいと思うので紹介していますが、正直に言うと、私は「現実に合わせて認知を適切に変えましょう」というスタンスは、個人的にはとらないです。
自分らしいな、と思えるのが一番だと思ってます。
そして、もし自分らしい生き方が許されないとしたら、そのときは、個人ではなく個人個人が自分らしく生きることを許容しない『社会』の方に目を向けたいと思っています。
芥川の『蜘蛛の糸』も、私にそんな視点をあらためて見せてくれた気がしています。
(4)失敗が続いているときに気持ちを立て直すにはどうしたら良いか。
まず、同じ失敗を繰り返しているという感じなら、あなたのあなたらしさが裏目に出ている感じですね。その場合は、裏目に出るパターンを知ることが大切かもしれません。ぜひ相談室に来て、話しましょう!
あるいは、同じ失敗の繰り返しではないんだけど、なんだかまた失敗をしそう、というのもありますね。その場合は、抱えている思いを誰かに話すことで、気持ちも落ち着いてきます。ぜひ相談していに来て、話しましょう!
結局、「話しましょう!」ですか(笑)
みなさん、お待ちしてます!!