第7回授業『対話を分析する①』 | 私らしさを大切にしよう! -自己発見、自己受容から自己成長そして平和な社会へ-

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私らしさの心理学研究会代表 和泉光則のブロクです。
講習会などの情報の他、活動情報、日々の雑感などを
綴っていきます。

今回から3回にわたって、対話分析の授業になります。

その最初は、相補交流と交差交流、対話の第1法則と第2法則の話でした。

 

(1)交差交流は、会話がつまらないのではないかと不安になるとやっているなと感じた。

 そうです。人は誰しも、会話を楽しくしたい。特に相手がつまらないと思わないような対話を心掛けるものですよね。だから、必然的に相補交流が続いてくると、交差を挟んで対話にアクセントを付けようとするものです。

 

(2)自分はAで返す傾向が強いなと思った。

 こうやって自分のクセを振り返る事ができるのが、対話分析の良いところですね。少し意識して、対話の幅を広げてみるのもいいかも知れません。

 もちろん、今のままでいいと思うなら、これがあなたらしさなので、このままでもいいわけです。

 

(3)机に頭をぶつけたときに小さい子が心配してた。あのとき、その子の自我状態はPだったのか?

 そのとおりですね。子どもにもPはあり、こういう心配したときなどにはPに入ったりします。本当に面白いものですよね。さらに観察してみると、その子のPは、その子の親の態度にそっくりだったりするかもしれません(^^)

 

(4)言葉の使い方ひとつで相手を傷つけたり喜ばせたりする、言葉はすごいと思った。

 はい。中島みゆきさんの言葉にも「言葉は危険な玩具である」とあったように、本当に言葉の力はすごいと思います。そしてそれを身に付けた人類もすごいですよね!さらに、それを相手にどういう影響を与えようかと無意識的に考えながら喋っているというのも、すごいですよね。

 次回は、その無意識的なやり取り、すなわち、言葉を選ぶことで本音がうまく伝わらないという、人間の弱さの現れを知ることになると思います。楽しみにしてください。