スコットランドの英雄、ウィリアム・ウォレスの物語。
私の親友のイギリス人に、
「なんでEnglandには、Untied KingdomとGreat Britainと名称があるの?昔から不思議でならない。」
と聞くと…、
「つまるところ、俺たちの国はGreatなんだよ。」
「… … …。(鬼塚か、お前はw)」
ともあれ、つい200年ほど前までは、「いかに占領地を増やし、世界を自分たちのものにするか」という無残な争いが世界中で巻き起こっていたことは、皆様もご存じでしょう。
そして、現時点でもイギリスではスコットランドの独立、アイルランドとのいがみ合い、ウェールズの温厚な(妙な)態度…、など「いつまで経っても解決できない」難題を抱えています。
イギリスがユーロから離れる(=離婚する)時に流れていたニュースで、パブにいたおじいさんにユーロ離脱について尋ねると、「Independent(独立)!」と叫ばれていました。(酒の勢いもあったように映った…。)
同じように、約800年前にイギリスからの占領に立ち向かい、自由と解放を掲げ国民を導いた英雄がいます。その名は、ウィリアム・ウォレス。イギリスの歴史を学べば必ず出てくる名前です。
スコティッシュは、暖かみがある方言
主人公を演じたメル・ギブソン(主役+監督)ですが、彼のスコットランド訛りは、私には結構いい感じでした。
スコットランド出身の友人にも聞きましたが、「ま~、映画だしね。」と一言。
イギリス滞在中、オックスフォード大学生に物理を教えてもらっていましたが、彼は生粋のスコットランド出身で、訛りが非常に強かったです。
一言一言は聞き取れるのですが、イントネーションが違うので理解するのにちょっと時間がかかるかなという程度です。観光地化したエディンバラの人たちは、非常に綺麗な英語だったことは記憶に残っています。
映画全体を通して、ハリウッド映画でここまで強い訛りが受入れられたのも、単に映画の内容だけでなく、訛りに「どこか懐かしさを感じる」アメリカ人が多かったのではないでしょうか。
(元々最初にアメリカに渡った人種は、アイルランド・スコットランド・イタリア系ですもんね。)
因みに、アメリカでヒュー・グラントの映画は常に賛否両論、でも007はOKなのが不思議です。
因みに、ショーン・コネリーはスコットランド出身で、彼のちょっと暖かみを感じるボイスは、「これがスコティッシュやん?」と言いたくなります。
フィクションも多いが、心の真実は多いのでは?
一般的な歴史(史実)と対比すると、本映画では時系列のずれが少しあります。しかし、この時代に生きた人たちの「自由・解放、そして統制・制圧」への想いは、非常に素晴らしく描かれているように思えます。
劇中、独立に向けて立ち上がったウィリアムに、スティーブンというアイルランド人が突如現れ味方になります。スティーブンは、「おまえに味方したら、イギリス人を殺せるのか。」と言い放ちます。ウィリアム達がうなずくと、天に向かってイエス・キリストに感謝の言葉を言います。
今でもイギリス人がスコットランド人・アイルランド人をジョークで「落とす(馬鹿にする)」ことがあり、この描写はそんなジョークに対する反発のようにも感じました。
劇中、スティーブンの存在はあまり目立ちませんが、「映画の要の一人では?」と思います!
我らの憧れ「ソフィーマルソー」のイザベラ王女
ソフィーマルソーは、本映画で「非常に高貴で、フランス王女らしい気品ある女性を演じた。」として非常に高く評価されました。その後、ハリウッド映画への出演が続きました。
彼女の英語は、フランス人とは思えないほど綺麗で、イギリス人男性からは絶大なる人気を得ていました。
私たちの感覚でいうと、関東の男性が京都美人を観て、「いいね~。」と言っている感覚に似ていますねw
決してあり得ない…、たとえフィクションといえど、王女が一平民に恋焦がれるという設定のなか、ソフィーがもつ「女性としての品格」が場面場面に出てきます。
「自由を!」
この言葉は映画のテーマであり、この言葉で映画は締めくくられます。
立場や環境、人の想いの交差とずれ、犠牲やメンツ、大義名分と裏切り、自分たちの生きる道を探す中で、人々が求めた自由とは一体なんだったのか、そして今でも続く「統制」は何を意味するのか。
私たちの生活のなかでも、同じような「自由」が求められているのではないでしょうか。
皆様の毎日に、Woo Hoo!を届けたい。
##映画
#モードエイト #WooHoo #ブレイブハード #洋画 #戦争 #アクション #伝記 #メルギブソン #ソフィーマルソー #スコットランドの英雄 #歴史もの #90年代
