ホイチョイムービーの最高傑作。

こんな恋愛したかったな~、ほんまに。 80年代の皆さんが、憧れてはいるものの…、

「ありえへん! こんなん、ありえへん!」

という声が聞こえてきそうです。ひと夏の思い出。浸るのもいいですよw
 

大学生たちが、小さなラジオ局の電波を湘南の海沿いにつなげていく、ある夏の物語

主人公の小杉正明を演じた織田裕二さん。この映画が1991年8月の公開で、また別記事で取り上げるドラマ「東京ラブストーリー」や映画「就職戦線異常なし」など、この年は織田さん多めの年(当たり年かな…)でした。

この映画と東京ラブストーリーのどちらも観ていると、織田裕二さんは「なんだか煮え切れない、純粋でまっすぐな想いを頑なに心にひそめる男性」を演じていることが多い気がしました。

その後、皆さんもご存じのドラマ「振り返れば奴がいる」(1993年)ではクールな医師役、ドラマ「踊る大走査線」(1997年)では青島俊作を演じされ、一時期は「織田裕二=青島俊作」というイメージが定着していました。

織田さんは、イメージがつきやすいのかもしれませんね。

さてさて、映画の話に戻ります。海辺に立つ、サーフショップとミニFM局が入った小さな小屋が映画の舞台となります。



大学の友人4人が、オーナーからショップとミニFMを任されていることから、その小屋に入り浸り、「大学生活最後の思い出に、湘南の海に沿って、自分たちが流す音楽を遠くまでつなげていきたい。」という壮大な計画を立てて、自費で進めていきます。

ヒロインは、田中真理子を演じた中山美穂さん。

よくありがちな、小杉(織田)と田中(中山)は想い合っているけど、口には出せていない…。

当時は、こんな展開ばかりでしたね。w 

最終回でこくって終わりよければ全て良し、みたいな。
 

音楽が、全てサイコー!

 

 


一つ一つが、70年後半から80年初めのアメリカンポップの代表作ばかり。

しかし、この中で日本で有名だったのはTOTOの「ロザーナ」です。

 


このサウンドトラックを聴くと、「あ~、80年代のJPOPは、このサントラに入っているアメリカンポップを聴いて真似たんだね。」とうなずけます。

実際、映画「TOP GUN」(1986年)に出たかと思うと、映画「BEST GUY」(1990年)を出してしまっていますからね…。(BEST GUYも織田さんっす。)

余談が多いですねw

私は、このサントラの中で、Larry Leeの"Don't Talk"が好きです。

 

 

この曲を聴く度に、行ったことのないカルフォルニアの海辺を想像していました。

ホイチョイムービーはほっこりする

本映画は、ホイチョイ3部作で、映画「私をスキーに連れてって」(1987年)、映画「彼女が水着にきがえたら」(1989年)と全てが大ヒットを収めています。

この時代に共通する、「ギスギスしていない、皆が笑顔になる」「必ずみんなが、主人公とヒロインのために全力が動く」という今では考えられない構成が、今では新鮮です。



今の若い人に伝えるとすれば、「お父さんとお母さんの時代が、全てこの映画につまっているよ!」ですね。

私はいつも、毎年夏の終わり(8月末~9月頭)にこの映画を観ています!

あ、ユーミンの「SWEET DREAMS」も大好きです~

 

 

皆様の毎日に、Woo Hoo!を届けたい。

##映画

#モードエイト #WooHoo #波の数だけ抱きしめて #邦画 #恋愛 #青春 #ホイチョイムービー #音楽が最高 #90年代