おじちゃんには家庭があった。東京と宮城で仕事をしていたおじちゃんは、宮城県では会社役員、東京では複数の大学の先生をしていた。家は、借家だったけどおじちゃんが母に毎月給料日にお金を渡していた。

私もその日にお小遣いをもらう習慣だった。

ピン札で現金支給の当時、お金を受け取ると畳を上げてそこにお金を隠していた。泥棒きたら困るからだと思う。昭和の知恵なの?か。