夜行列車 | トラベルセラピストの「旅で癒されたい」

夜行列車

昨日同僚とめっきり「夜行列車」が減ったと云う話になった。


同僚は秋田のにかほ市に取引先があり、秋田新幹線や飛行機で行くと朝予定の時間に間に合わないので上野から寝台特急の「あけぼの」でにかほに行くのだが、気がつけば東京発の夜行列車は九州行きの「富士」(東京⇔大分)と「はやぶさ」(東京⇔熊本)に「サンライズ出雲・瀬戸」(東京⇔高松・出雲市)と大垣行きの全車座席車のみの「ムーンライトながら」しかないようになった。


昔は夜行列車(特に寝台特急)「走るホテル」とか言われ、食堂車も連結し文字通り「優等列車」だったのだけど今はその面影が少し残るだけになってしまっている。


上野発は前述の「あけぼの」以外には「北陸」(上野⇔金沢)と「北斗星」「カシオペア」(上野⇔札幌)しか寝台列車はない(座席車だけのだと「能登」がありますが)。

「北斗星」も最盛期には3往復あったり、繁忙期(雪祭りとか盆暮れ)には臨時の「北斗星81号」なるものまで走っていたのにこの夏には臨時列車もない。


僕は夜行列車はホントに大好きで、夜通し走る事でその旅情は高まりを抑えられない。

上京する時も「サンライズ瀬戸」で上京した事もあり、その思いいれは普通の人よりは高い。

流れゆく車窓を肴に杯を傾けたり、逆に夜明けはボーっとしたまま寝転がって朝の車窓を眺めるのはこれ以上ない贅沢に感じるひと時だ。


夜行列車が廃れたのは飛行機や新幹線の発達もあるし、割引きっぷの普及(早割とか)がそれを後押ししたと言える。

加えてただの蚕棚みたいなベッドに差額料金を6,000円も払うというのもリーズナブルではない。


今や「夜行」と言えば「バス」の時代。

僕も夜行バスはちょくちょく利用するけど深夜の東名は本当にバスだらけだ。


逆に中国では鉄道が旅客輸送の主流らしくいくらでも夜行列車は走っている。

それどころか中国は国が広いから走っているうちに自動的に夜が明けるため、夜行列車になるのが当たり前なので(笑)逆にわざわざ「夜行」と云う表現をつけていないとか。


昨日台湾から見積もり依頼が来て「カシオペア」で北海道に行ってみたいとの事。

何分逆に台湾には殆ど夜行列車が走っていないし、しかも車両が豪華級であれば話のタネになるみたいだ。


日本の夜行列車というのはいつまで残るのだろうか。