こんにちわ!かいとり隊の阿部です★

 

本日は良く聞くお話。遺品整理などで家の中に忘れられたお金の行方についてお話をさせてください。

 

遺品整理で発見される現金盗難の問題

遺品整理や解体作業中に現金や貴重品が発見されることは少なくありません。しかし、これらを発見した業者がそのまま持ち去ってしまうという事件が報告されています。これは大変由々しき問題であり、法的にも重大な犯罪行為です。

法的観点から見る現金の取り扱い

まず、他人の財産を無断で持ち去ることは「窃盗罪」に該当します。日本の刑法第235条では、「他人の財物を窃取した者は、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する」と規定されています。したがって、業者が遺品整理中に発見した現金を持ち去った場合、これは明確な窃盗罪となります。

また、遺品整理業者や解体業者は契約に基づいて業務を行っているため、顧客の財産を守る義務があります。このような信頼関係を裏切る行為は、単なる窃盗以上に倫理的な問題を孕んでおり、業者の信用を大きく損ねることになります。

業者の信頼性と顧客の対策

信頼できる業者を選ぶことが何よりも重要です。遺品整理業者や解体業者を選ぶ際には、以下の点を確認することをお勧めします。

・免許などをしっかり取得している。

・HPなどもしっかり作っいる。

・依頼した業者では無く下請けや孫請けになっていない。

また、遺品整理を依頼する際には、事前に貴重品の確認を行い、自身で保管することが推奨されます。見落としがちな場所を念入りにチェックし、業者に任せる部分を最小限にすることでリスクを減らすことができます。
 

被害に遭った場合の対処法

もし、遺品整理中に発見した現金が盗まれた場合、速やかに警察に通報することが必要です。その際、業者との契約書ややり取りの記録が重要な証拠となります。また、信頼できる弁護士に相談することも重要です。法的な手続きを進めるために、専門家の助言を受けることが被害回復の近道です。


遺品整理や解体作業において、現金や貴重品の発見は稀ではありません。しかし、それを持ち去ることは法的に窃盗罪に当たる重大な犯罪行為です。信頼できる業者を選び、事前に貴重品を確認することでリスクを減らすことが重要です。また、被害に遭った場合には速やかに警察に通報し、法的な手続きを進めることが必要です。

アドバイス
業者を入れる前にやっておくこと

 

・バッグなどの中身の確認

・全ての押し入れの確認

・業者さんにお金を発見したときの契約書の確認

・時間があるようなら解体現場などを見学する

 

中々大変だと思いますがトラブルになる前に自分で出来る事はしっかりと予防しておきましょう!!!!