こんにちわ!かいとり隊の阿部です★

 

本日は前回のお話の引き続き楽器の買取についてのお話をさせてください。

 

楽器によっても人気、不人気の物がありますので実家に眠っている物でも廃棄せずに査定に出した方が良いもの、そうでないものを少しでも分かって頂けたら嬉しいです!

 

和楽器について

 

これも良く出てきます。若い人でやっている人はかなり少ないのではないでしょうか?稽古用と本番用と言われる琴が存在します。和楽器などはどういったポイントを見れば価値があるか、結構簡単です。

 

琴の場合は

・何弦か?

・中の彫りはどういった物か?

・竜舌の部分はどういった状態になっているか?

・くり甲か並甲か

 

この4つを最低でも分かっていれば価値はある程度分かります。

 

・何弦か?

基本的に13弦か17弦での琴が多いです。違う物もありますのでご注意を。

 

17弦の琴に関しては買取出来る可能性が非常に高いお品物になります。

 

・中の彫りはどういった物か?

すだれ彫り

一般的な物です。買取出来るかどうか微妙のラインの物が多いです。

 

綾杉彫り

1つランクが上がります。良いものも中にはあります。

 

子持ち綾杉

高級品が多いです。中国産の安い物でなければしっかりと値段が付くことでしょう。

 

麻型彫り

買取間違いなしです。高級品です。このクラスは中々お目にかかれない物になります。

 

・竜舌の部分はどういった状態になっているか?

高級な箏は竜舌に、象牙や紅木材が用いられます。
金蒔絵などの装飾が施されています。銘などが施されている物も中にはあります。

作家さんによっても値段は左右されます。

 

・くり甲か並甲か

お琴の造りには、大きく分けて2種類の作り方があります。 一つは、『くり甲』と呼ばれています。裏板と甲の接着面を 互いに斜めに加工し、あたかも甲を刳り貫いているように見せています。実際は角につなぎ目があります。 もう一つは、並甲と呼ばれています。 裏板を簡易的に下から張り合わせた造りです。 主に、お稽古用のお琴に見られます。

 

どうでしょうか?お琴一つにとっても見る部分っていうのは沢山あります。他には大正琴というジャンルもあります。

昔はテレビの通販などでよく見かけたのですが最近はどうなんでしょうか?こちらはヤマハなどのメーカー品を除きあまり買取金額に期待は出来ない物になっております。

 

次回は違った楽器の査定ポイントなどをご紹介させて頂きます!