新年一発目は今年めでたく50周年を迎えたミクロマン。

久々にシールを作り直してレストアしていこうかと。

 

後になって良い資料が出てくるのはよくある事。

以前作ったサーベイヤー2は一部文字関係の書体がなかったので

それっぽく誤魔化したりしてたんですが後になって状態の良い未使用品の画像が

オークションその他でアップされたので恥ずかしげもなく使ってみましょうという…

 

 

 

差し替え前後。二枚目に関しては青と黄色のストライプの間に

白い線が入っている事に当時は気が付いてませんでした。 

やっぱり実物があると説得力が違うなぁ、と。

 

今回はもうあとふたつあるのだ。ふたつともにスパイカーシリーズ。

 

まず一つはこちら。ジェットミラー。

昨夏マイクロノーツ版を修理ついでに国内版っぽくドレスアップした事があるんですけど

今回は純正の国内版。やったぜ。

 

入手時の状態。色焼けのない良好なコンディションですが

機首と垂直尾翼の黒パーツに溶解跡あり。また一部シールに痛みがあるので

ノーツ版の時のデータを用いて一部貼り直しを実施。

 

同アングルでレストア後の状態。

 

ノーツ版ベースのカスタム機と並べて。

今回ノーツ版の方も一部シールを貼り直し。

ノーツ版の方はスパイマジシャンメンバーの誰かの専用カスタム機、とでもしておきます。

 

残りのもうひとつはシースパイダー。

うちは二個所有しているのですが、一方はシールなしで若干の変色あり、

もう一方は変色なしシール貼り付け済ですがシールが一部よれてる、という

ちょっと消化不良気味の状態。今回はシールなしの個体に自作のシールを貼り付け。

 

今回はカウル上面の蜘蛛のイラスト入りシールを二体目を撮影して使用、

その他の部分はネット上から拾って来た未使用シールを補正して流用してみました。

未使用シールのデータは少し小さかった為若干荒れているのですが

他に良いデータが無かったのでこのまま目を瞑って使いました。

が、色補正をミスって翼部分の青がオリジナルより濃くなってます。

めんどくさくなってきたので「味だ」という言い訳の元そのまま使ってしまいました。

いい加減だなぁ。

 

と、いう事でここは割り切ってアレンジしてしまいます。

シールを2セット分用意して翼の裏表両面に貼って糊面が見えない様誤魔化します。

 

ちょっとだけオリジナル味を付け加えたシースパイダーになりました。

売り払うつもりがないのでこれで良いのだ(良いのか?)

ついでに某買取コレクターさんのサイトに掲載されていた前進翼モードを再現。

けっこうカッコいいので気に入ってます。

 

オリジナルのシールを残した2機目と比較。カウルの黄/赤のシールはここからコピー。

 

2機目の方はフロート部のシールがよれてしまっているのと

そもそもオリジナルのシール自体切り離し線?の入り方がおかしくて

模様に対してズレている為ちょっと変な印象。

 

余談ですがシースパイダーといえばマリンコンドルと並んでフィギュアの搭乗姿勢が

カッコよく決まらないのがどうにも…という印象。

森藤漫画の様にちゃんとコクピットをしつらえて欲しかったんですが

実際の玩具は無理のある月光仮面乗りでう〜ん、となります。

特に復刻版Mー131シリーズは黒い手首が弱くて指が折れやすいので

ちょっとなんとかしたいところ。

写真は暫定としてスカイローダーからハンドルを流用してますがやっぱりイマイチ。

パチンコ部分撤去してシートをデッチ上げるしかないのかな?

 

意図していた訳ではないんですが今回の作業でスパイカー関連が充実してきました。

後列二種はオリジナルの状態を維持してますがドラグタイガーの状態が悪いのでこちらも直していきたいところ。

 

冒頭にも述べた様に今年はミクロマン50周年。

今の所オフィシャル的には動きはないのですが個人ではお祝いしていきたいのです。

今回のレストアもその一環として見て頂ければ…