今回は久々にマッハバロンネタ。以前に

 

 

 

 

 

 

とマッハバロンネタを続けてるくらいには大好きなんですが、

今回は久々にヤフオク大開放してしまったので。

先ずはこちら。

 

遂に、遂に手に入れたぜアオシマの合体ロボット・マッハバロン!!

 

今回入手したのはマッハバロン本体のみをセットにしたこちらのセット箱版。

従って所謂「機動部隊」はないんですが贅沢言っちゃいけねぇ。

いくつか部品がなかったりするんですがとりあえずこの状態にはなっているので

かなり頑張っちゃいましたがなんとか入手。

で、この合体(大)を手に入れたら試したい事がありまして…

 

用意致しましたのはカプセルポピニカのマッハトリガー。

このカプセルポピニカを組み合わせて遊べないか試してみたかったんですよね。

で、結果ですが…

 

ですよねー。まぁ収納できる、となれば発売当時に話題にならない訳がないし。

 

とは言えこの様に手前に置いて眺める分には雰囲気バッチリなので

お持ちの方は揃えてみる事をお勧めします。

 

この合体マッハバロンだけでも大御馳走なんですが、今回は別件で

長い事探していたもうひとつのバロンロボットを入手したのです。

 

それがこれ。東京マルイ製のスーパーロボット・レッドバロン。

リモコン操作で歩行するモーターライズキットなのです。

 

このキット、同シリーズのロボット飛竜と共に後年改造されて

かのモビルフォース・ガンガルやウォーカースーツ・タイプM6などにされた為

再販不可能なんですが、ご覧の通りの素晴らしい出来で同時期のバンダイの

電動歩行ロボットのプラモデル(マジンガーZなど)と比べても遜色のない、

どころかある意味超えている超絶プラモなのです。

 

 

内部のギアボックス周り。歩行に連動してミサイルを発射するという凝ったギミック。

残念ながらミサイル欠品。発射口には普段はカバーを被せる様になってます。

リモコンボックスには成形色違いのバリエーションあり。

 

エボリューショントイのダイナマイトアクションとの比較。

リアルタイムのアイテムとしては驚異の再現度。

むしろマルイのキットのなで肩加減の方が劇中のイメージに近いかも。

 

レッドバロンがあるならマッハバロンと並べてやりたいところ。

残念ながら合体マッハバロンの半分ほどのサイズなのでここでは代役として

今井科学(以下イマイ)の大サイズに登場願います。

設定ではマッハバロンの方が大きいんですけどね。

 

この並びは10年前に某ブログで公開されていて、そちらではマルイ製レッドバロンと

不完全ながら同シリーズの飛竜とのツーショットも公開されています。

当時その様を指を咥えて眺めていた訳ですが、10年経ってようやく自前で再現できました。

が、このままででは他所様のパクリでしかないのでもうひとふんばり。

 

以前未組立で紹介したバンダイ版プラモ二種を組み立ててみました。

左がモデルボーグ、右はDXモデルとなります。改めて完成品としてご紹介。

 

モデルボーグの素体。

以前ご紹介した様にこのキットはタカラの変身サイボーグの影響下に生まれたキットで、

シリーズ共通の素体にプラ製のガワを着せる様になっています。

ちなみにうちの個体は足首のクリアパーツがひとつ欠品してます。

 

素体は若干ながら動くのですが、ガワの方は大胆な前後割なので

組み上げると腕以外は固定となります。

 

前述の通りタカラの変身サイボーグの洗礼をまともに受けた素体。

ちなみに74年発売なのでミクロマンの初年度ラインナップと同期になります。

このモデルボーグの時点で肩幅の広いバンダイプロポーションが出来上がっています。

(分かるかな?例えるなら超合金ゴレンジャーの様な体型です)

 

素体の影響を受けて、このマッハバロンは指を開いた造形になっています。

全身フルメッキなのも加味すると、かなりオンリーワンなマッハバロンです。

 

イマイのマッハバロンとの比較。左はブルマァクのユニパズル。

モデルボーグとイマイ大サイズはほぼ同寸。かつて発売されたアオシマ本では

「マッハバロンは価格帯で各メーカーに商品化権が振り分けられた」

と記載されてましたが、これを見るに価格が被っていなければ

サイズに関してはお咎めなし、だったみたいですね…

 

もうひとつ、小さい方はDXモデル。一部塗装及びメッキ済のプラモデル。

組み立てる際に金属製のおもりを両足内部に封入する仕様で察するに

系列メーカーのポピーの超合金の廉価版的立ち位置のプラモだった様です。

マッハバロン本体は一部塗装済のみでメッキがかけられているのは

付属のマッハトリガーの方ですが今回は割愛。

 

未開封状態のパッケージ。

マッハバロンのプラモでウインドパッケージ、という事で

アオシマのミニモデルシリーズにぱっと見よく似ていた

(しかもアチラにはマッハバロンがない)為に当時店頭で混乱した覚えがあります。

隣は比較用のダイカミニ。

 

 

同シリーズとしても発売されたグレートマジンガーと。

こちらは90年代末の再販品を塗装して組み立てたもの。

DXモデルのグレートには本体にメッキプラス部分塗装が施されていた様です。

この二種にゲッター1・2を加えた全四種だったそうですがグレートのみが

通常のプラモデルとして再販されています。

両者ロケットパンチのギミックがありますが再販版グレートは安全上の問題か

スプリングが削除されていたのでボールペンから流用してギミックを復活、

両足に金属棒を封入してDXモデルの再現を試みました。

更にブレーンコンドルは磁石で固定する様に加工してあります。

 

イマイ(中)サイズとの比較。左はブルマァクのユニパズルミニ。

DXモデルは当時発売されたマッハバロンの中でも造形的には劇中のイメージに近く

かなり好印象です。イマイのキットにはスプリングで頭部を打ち出すギミックあり。

 

バンダイ、イマイ、ブルマァクの各大小を並べて。

マッハバロンは版元がメーカーを限定せず門戸を開いていた為

この様に同一キャラクターの商品が乱立していました。

ここに挙げたのもその一部に過ぎません。

 

東京マルイのレッドバロンとモデルボーグマッハバロンのツーショット。

イマイ製と比べるとモデルボーグは独特すぎるせいか

レッドバロンとの並びがイマイチ絵にならないというかなんというか。

 

アオシマ合体ロボット(大)を加えて。

乱立したが故にマッハバロンのプラモデルは各メーカーの個性が出ていて面白いです。

本当はアオシマのミニ合体版があれば良かったんですが…

 

当時品以外の商品も加えた我が家のマッハバロンコレクション。

来年2024年はマッハバロン放送から50年。

新作のトイ、またはプラモデルの発売を期待しています。