朝、食卓につくと理さん以外のメンバーが、目の下にくまを作っていた

「皆さん、寝不足ですか?頑張ってるんですね」と、言った瞬間に翔さんが怒りだした。

「頑張り過ぎなのは、お前と理だろ!!ここんとこ、毎晩声がウルセーンだよ!!」

「やきもち?」理さんがニヤリとする

「さ、理さん」私は恥ずかしくて、頬が熱くなった

「※※の声、そんなに響いてたんだ」理さんは、ニヤニヤしながら私を見た

「だって理さんたら、ダメって言ってるのに…」

「メグル!!志貴の耳をふさげー!!」

「ハイ!!兄さん」廻君は、顔を真っ赤にしながら志貴君の耳をふさいだけど、自分は鼻血がだらだら流れている

「お願いって何度も、言っても…」

「晴人!!廻の鼻血を!!」

「朝から濃いネ~」クスクス笑いながら、晴人さんが廻君の鼻にティッシュをつめた

翔さんは、ため息一つついて眉間にシワを寄せて「ここに住んでいるのは、お前達だけじゃないんだからな。」と言って、廻君を部屋に連れ帰った

気づくと、晴人さんも志貴君もいなくて理さんと二人だけになっていた。

「※※」理さんは、頬に手をやり首をかしげた

私は、理さんのクールな視線にドキリとした

「※※…昨夜のはお気に召さなかったの?」

心拍数があがって、頬の熱が熱くて…理さんから目が離せない

「※※…」また、私の名前を呼ぶ理さん

「今夜から、猿轡しないとね。」ニッコリ笑う理さん

私は、墓穴を掘ってしまったみたいだ



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