「ケーキは一護で、ブーケはハル」マスターが、嬉しそうに呟く。


「何ですか?」最後に拭き終えたグラスを棚にしまい、マスターの隣に腰掛ける。


「ケーキの材料は、竜に頼むとして…タケには…」


「さっきからどうしたんですか?」紙に、なにやら書きこんでいる。


「りっちゃんには、演奏を頼むしなあ…」紙には商店街の地図?


「あ、禊ぎの意味を込めて、ひとっ風呂浴びて…」一人で、ぶつぶつ呟くマスター。


「マスター!」とうとう、大きな声を出してしまった。


「もう。さっきから、何の話をしてるんですか?」


「ん?」にっこり微笑むマスター。


「※※ちゃんと俺の結婚式」


「えっ?」


「吉祥寺の商店街をパレードしようよ」


もしかして、これってプロポーズ?





久しぶりに、大好きだったプリンセス×2のパレード聴いたら、何となく出てきました。