14世紀 中世ヨーロッパで流行したペストは当時の人口の半分を死亡させた。

 

マジか?

 

ペストて何? 

 

体中に黒い斑点が出来て 死ぬそうだ 死亡率は2割から3割?

 

もともとはノミの体内にある細菌だそうです。

 

これがクマネズミに感染する そして何らかの変化をする

 

感染したクマネズミの血を吸ったノミが 人間の血を吸う

 

すると人間がペストにかかる

 

ここで終わればいいのだが 14世紀に流行ったペストは一味違う

 

今までは 血液中の感染だったのだが ここから突然進化

 

肺ペストになって 空気感染するようになる 

 

そして爆発的に 世界に広まっていったそうだ。

 

当時の人にとっては そんなことわかるはずもなく

 

教会に救いを求め 人々は殺到します。

 

当然ですが、もちろんは救ってはくれませんし

 

教会の神父たちは 人々を見捨てて金だけふんだくって逃げていきます。

 

当時は 十字軍の遠征の失敗から キリスト教の権威が失墜していた時期です

 

ペストが 法王を頂点とするキリスト教支配から解放したともいえます。

 

面白い事に ペストの媒体になったクマネズミ もともとは

 

ヨーロッパに居ないネズミなんだそうです。

 

どうやら 十字軍の遠征の時に 付いてきたみたいですね。

 

中東に聖地奪回とか言って 無益な戦争をしなければ ペストは流行しなかったかもしれませんね。

 

天罰だったのかも?

 

でもまあ~そのおかげで宗教的な考えを見直す ルネッサンスが起きて 科学が発達したり

 

東の大陸ではなく 西の海の向こうに新天地を求め 大航海時代が始まったり

 

大航海時代で 得た莫大な資金で 産業革命がおきたりと

 

人類の繁栄のスピードが加速していく時代に突入していくんだよね。

 

さて 今回の新型肺炎 コロナ騒ぎ どうなるかは誰もわからないが 

 

これを克服したら 人類はまた一つ進化の階段を登るのかもしれない。

 

国家の在り方が変わるかもね

 

人々の価値観も変わるかも?

 

確実に言えるのはいつの時代もそうだけど

 

生き残ったやつが歴史を作り 時代に早く適応した奴が繁栄する。

 

追伸 大航海時代のスペイン人は疫病とかにとんでもなく強くなっていて、インカ帝国を滅ぼす際 少人数で出来たのは銃の威力もあるけど現地で疫病を流行らせまくったからて言われている まさに歩く細菌兵器