今朝の新聞にも出ていたけれど
今年の8月に、日本を出国した人の数は
約179万2000人
で、前年比で9.1%のアップ、10年ぶりに過去最高を更新したとのこと。
歴史的な円高の勢いはあったものの、震災の後だということを
考えると、ものすごい数字だと思う。
アジア方面が多かったようだけど、息子のクラスでは
何とクラスの3分の1が、夏休み中にハワイに行ったとのこと
ちなみに、普通の公立の小学校のお話です。
実際に、ハワイ島のホテルでクラスメイトにばったり会ったのだけど
それにしても、夏休みを海外へというのは、もはや常識になりつつある。
これは決して、お金のある人だけの話ではない。
先日、ある旅行業界の人と話したときには、東北地方の人が予想以上に
多かったということ。
これはもちろん、余震とか放射能とか食べ物とか
あらゆる不安から、子どもを解放してあげたいという気持ちもあるのだろうけど
津波で金庫を流されてしまった人を、目の当たりにして
お金の使い方を考え直したという人もいるらしい。
実際、私も
お金は貯めることも大切だけど、使うことも大切
だと思っている。
もちろん、むやみやたらに使うのではなく、使うところには使い、しめるところはしめる!
これが我が家のモットーである。
現に、私は旅行をするために働いているようなものだし・・・。
その代わり、エステやネイルサロンは全く行かない。
ジュエリーにも興味ない、洋服や靴やカバンも人並み以下
でも、年に3回ハワイに行ったりしている
良く、引退後は海外で悠々自適にというけれど
私自身、海外生活をした経験からいわせると
年をとってからの海外は大変だと思う。
飛行機での長時間移動が大変なだけでなく
日本のように5分おきに地下鉄やバスが来るなんて
便利な国はどこにもない。
滞在先での移動だって、年取ってからは結構大変
食べ物だって、長い間日本で美味しいものを食べてきた肥えた舌を
満足させられる国が、果たしてどのくらいあるのだろうか?
そんなことからも、海外へは若いうちに行った方が良いと思う。
いつ大地震が来て、いつ病気になって、いつ事故にあって・・・
明日が来ない日が来るなんて、誰も思っていないだろう。
でも、だからこそ、行けるときに行っておいた方が良い。
たとえ、借金してでも行くべきだと、私は思う。
特に、子どもには海外で
日本では出来ない経験をたくさんさせてあげたい
最近の日本の夏は、猛暑で運動するのにも制限があるほど。
まだまだ遊びたい盛り、1日中プールで泳いだり、サッカーをしたり
テニスをしたり、ゴルフをしたりさせてあげたかった。
もう何年もすると、親となんか旅行に行かなくなるだろうし。
たった1度の「6歳の夏」を大切にしてあげたかった。
特にうちは一人っ子だし、趣味や特技を通じて、多くの友達を
作ってほしいと願っている。
我が家の夏休みは
モノより思い出
の夏だった。