オフィスビル2030
「2030年オフィスビルは必要か」という問いかけに、元三幸エステートの本田広昭氏を中心に、FM・建築・設備・インテリア・不動産・オフィス家具・オフィス研究者等の専門分野の24名からなる「オフィスビル2030出版研究会」が発足。2030年のオフィスのあり方について、近未来の働き方から、その時求められるオフィスの機能、さらには環境・防災といったオフィスが背負う社会的責任、それを実現するためにすべきこととしての法的問題まで、1年以上にわたる議論をとおして、さまざまな角度からアプローチした成果がこの一冊に凝縮されています。
WFM主催の古阪さんもメンバーのおひとりで、ここ数年関わっているサービスオフィスの話やコラムを執筆されています。



『次世代ビルの条件』(2000年、鹿島出版会)、『新・次世代ビルの条件』(2006年、鹿島出版会)に継ぐ第3弾として、オフィスの中心がこれまでの仕事をこなすワーカーではなく、新しい価値を創り出すスペシャリストの時代へと変化していくであろう2030年。スペシャリストなプレイヤー達が、フェース・ツー・フェースのコミュニケションを通して、新たな価値を引き出す場としてのオフィス。未来社会に思いを馳せながら、そのとき各々が求めるオフィスのかたちが見えてくる。そんな一冊です。

また、この出版を記念して、5月28日には霞が関のイイノホールでシンポジウムが開催されました。WFMの会員のみなさんのなかにも会場に足を運ばれた方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。
古阪さんはじめ多彩なスピーカーが登壇し、さまざまな立場から2030年のオフィス像を語った5時間に及ぶシンポジウム。エンディングは「スペシャリストなプレイヤーの時代」と銘打ったシークレットライブで閉幕に。近未来社会を予感させる歴史的な一日となったのでした。
※シンポジウムの詳しい様子は、
 下記サイトの『シンポジウムレポート』としてご閲覧頂けます。
 シンポジウムレポート http://www.officebldg.jp


『オフィスビル2030』。WFMのみなさんのお仕事のなかでも、未来社会に向けて問題解決のヒントが見つかるのではないでしょうか。デスクに置いておきたい一冊です。