今放映されているTVドラマは、記憶障害をテーマにしたものが多いです。


主人公が記憶障害になるドラマは過去にもありましたが、多くはないと思います。

それが、同じ時期に3つも重なるなんて珍しい。



恋愛ものと医療もの、設定は違いますが、大切な人との記憶を無くしてしまうのは共通しています。


昔の自分がわからなくて不安になる、

記憶を無くした恋人との関係に葛藤する、

昨日の記憶が無くなって毎日リセットされる。



記憶が無くなるのは、嫌ですよね。

特に、大切な人との思い出は大事にしたいし、毎日新しい環境に身を委ねるのは辛そうです。


でも、嫌な自分をリセットできたり、辛い過去を忘れることができるのは良いかもしれません。

それに、本来の自分に戻ることができるチャンスでもあります。



私たちは、生まれた時には、心の声に素直に従って生きていました。

欲しいものは手に入れ、やりたいことは体験しようとし、嫌なものは嫌と表現してました。


でも、大きくなるにつれて、人目を気にし、他人に遠慮し、やりたいことを我慢し、

心の声を無理に抑え込んで、頭で考え正解不正解で行動するようになっています。


子育てや教育によって、自分を変えられてきたのです。

それでは辛くなる一方ですね。


素直に欲しい、やりたいと素直に言えないのは、他人の人生を歩んでいることになります。



本当の自分に戻ろう!

今を生きよう!


記憶障害のドラマを引き寄せたのは、そんなメッセージが送られてあるのかもしれません。