だいぶ泣きました、紫葵です。
落ち着いたところで、何があったのかを少し書かせていただきますね。
最近あまり彼氏と連絡をとってなかったんですが、昨日電話がきて。
でも、その電話に私は気づくことが出来なくて。
なんかいかけなおしてみても彼が電話に出ることはなく、そのまま今日になりました。
仕方がないので、そっちに着く電車の時間(とは言ってもどうせ自由席なので何時に行ってもいいんですが)をメールで送り、都合が悪かったら時間は調整できるから、と伝えました。忙しかったりしたら無理に返事をくれなくてもいいから、と。
それで、今日になってメールが返ってきて。
学校が終わって時間があったら電話してほしい、と。
簡潔に書かれたそれを見て、ものすごく嫌な予感がしました。
その予感は、今の私にとってはかなり厳しい形で当たることになりました。
なんでも、親戚に不幸があったらしく、とてもお世話になった方なので、明日からしばらく秋田にかえらなければならないとのこと。本当は昨日言いたかったんだけど、家からの電話対応で電話に出れずにかけることもできなかったそうです。そう告げた彼は、電話越しでもとても落ち込んでいて、なんて声をかけていいのかわかりませんでした。
――――― そっか
それだけ言うのが精一杯でした。
泣いちゃいけない、って必至でこらえました。
何回もあやまってはくれるんですが、そのたびに嗚咽が漏れそうになりました。
―――――― いいよ、気にしなくていいから。
他の言葉は全部、のどに詰まったように出てきませんでした。
結局それしか言えなくて、向こうも相当落ち込んでいるので電話はすぐに切りました。
これ以上話したところで、心配させてしまうだけだから。
今回は仕方ないことですから、仕方ないんです。
会おうと思えばきっと、また会えますもの。
謝らないでほしいこと、落ち着いたら連絡してほしいということをメールで送ったところです。
きっと、当分返事は返ってこないでしょう。
それでも仕方ないこととしか言えませんから、残念ですけど耐えるしかないんです。
本当はとまってくるはずだったんですけど、これで、日帰りのライブ鑑賞だけになりますね。
大丈夫です。仕方ないことですから、我慢します。
遠距離なんですもん。これくらいは耐えられないときっとやっていけませんよ。
■
・・・・・・なに、それ。
嗚咽我慢するのが精いっぱいだったけど、やっぱり並みだったいうのは勝手に流れるものでさ。
最後のほうは私の声は涙ぐんでたから、きっときづかれてると思う。たぶんね。
でも、こんなのってないと思った。
確かに世の中には年に数回しか会えないような遠距離のカップルもいるだろうけど、残念ながら私はまだそこまで耐えられるほど強くない。
ただでさえ最近はもう少ししたらあえる、って言う事を支えにしてバイトとか頑張ってきたって言うのに、この結果は正直ないと思ったの。ただでさえこっちはものすごく楽しみにしてて、会いに行くことばっかり考えてて。明日の今頃はどうしてるだとか、楽しみで仕方無かったのに。
あれだけ連休中に来るとかいって、結局これなくて。
なんとか会いたくて私頑張ったのに、行っても会えないだなんて。
私、何のために頑張ったの?
もう少しでまた会うからって、できる限りの努力をして。
少しでも綺麗に見られたいって、頑張って。
最近の疲れで溜まった老廃物とか、荒れた肌とか、眼の下の隈とか、なんとかして消そうって。
スタイルだって気にして、どうすればきれいに見えるかって研究したのに。
私、何がしたくて頑張ってきたの?
ただ会いたかっただけ。それだけなのに。
しかも、会話から推測するとだけど、きっとあの人はわかってない。
私がライブに行けなくなるんじゃないかっていうことを前提にして話してるようだったもの。
別に、そんなのいいの。日帰りでもなんとか行けると思うから。
私がつらいのは、私が悲しいのはライブに行けなくなることじゃない。
君に会えないことが、一番悲しくて辛い。
会えることが、会うことが一番待ち遠しかった
きっと、しばらく連絡なんて入ってこないと思う。
最後にちゃんとメールをしたのはいつ?
もうずいぶん連絡の回数も減った。そういうものなのかもしれないけど、正直つらい。
何回も謝ってくれたけど、私がほんとに欲しいのはその言葉じゃないの。
謝られても悲しくなるだけ。余計に苦しくなるだけ。
謝ったところでどうなるというわけでもないし。
今回の件は仕方ないことだって、頭ではわかってる。
心では分かってないけど。
ううん、なんていうか、そう。
私の中でいう大人の部分はわかったふりをして無理してる。
逆に子供の部分はわかっているからこそ今もわめいてる。
だから、最初に話してたのはおとな。
こうやって本性だしてるのはこども。
でも、本当に幼いのはどっちなんだろうね。なんて。
二面性が強いと、こういうことにはいつまでたっても苦労すると思う。
結局ずっと、これを整理することができないから。
話は戻るけど、そのあとメールがきて
埋め合わせは必ずするから、って言われた。
でも、それを考えて、余計に悲しくなった。
いつ?
正直しばらく私時間なんか取れない。
もう講座は真近に迫ってて、始まったらそれこそ私が向こうに行くなんてもうしばらくの間はできないと思う。
9月にはあまり講座はないらないから時間はとれるかもしれないけど、私は9月は地元に帰る予定もない。
でも君はどうせ秋田にかえっているでしょう?
8月はそれこそお盆のときしか帰らないからどうせお互いに親せきの家とかに行って時間なんか取れないだろうし、そもそも地元であうとなった場合は家が近いから会うの楽だけど、長い時間一緒にいることはできないもの。夏休みが終わればそれこそ私はほかのことに目を向けることができなくなる。
来年になれば君が今度は講座受けたり就活したりする番でしょう?
・・・・・簡単にいうけど、なかなか時間なんか取れないよ。
忙しい中でなんとか会うのが楽しい、って言われたことがある。
そりゃぁ、遠距離で会うのは限られるからその言葉にも一理あるかもしれないけど。
でもたぶん、あの人はきっと私を強く見ていると思う。
まだ小さい時のイメージのままで見ている節があると思う。
君に会えないことがどれだけ辛くて寂しくて悲しくて不安になるっていうことがたぶんわかっていないと思う。
確かに自尊心が高いかって言われたらあの人はそこまで高くないし、むしろ自分を卑下する一面があるから、たぶん私が思っている以上に依存しているか、なんてことには気づいていないと思う。
たぶん、一回落ちるとなかなか戻ってこないってことも、知らないかもしれない。
(そう考えると相方ってすごいとしか言いようがない)
なにもいらないの。
服が欲しいわけでも、アクセサリーが欲しいわけでも、特別な言葉をかけてもらわなくても。
影で私がした努力が褒められなくても、毎日連絡してくれなくても、私の気持ちに気付いてくれなくてもいい。
ただ、会えるだけでいいから。
たったそれだけでいいの。
でも、どうしていつもそれが叶わないんだろう。
それさえ叶えば、それ以上なんていらないのに。
・・・・・ほんとに、つぎはいつあえるの?
私、そこまでがんばれるかわからないよ・・・・