その誘いは、突然に。 | Twilight Capriccio

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※絶賛改装中

自重しない場所へ、ようこそ。
一次・二次創作文章やイラスト、プレイ日記もやります。見るのは自己責任で。

無限に時間があったあのころには戻れないけれど
今日も元気にやってます。

すべてのきっかけは いつだって日常に



それは、今日未明に起きた。



私はいつものようにFF8のピアコレのサントラを聞いていたのだ。

なんかあまりにも面白くなってきたし練習もしてるから最近毎日聞いているものである。

ちなみに頑張ろうと思ってるのは「BlueFields」「Eyes on Me」「The Castle」の3つである。



正直きつい。(今それどうでもいい!)



なんとなく聞いてたわけだ。

明日(つまり今日)は1コマ目からテストだから(むろん、撃沈した←)1時くらいには寝ようと思い、それを目安に聞いていたんだ。





そいでもって1時。




「Ami」の前奏が始まる。


Ami聞いたら寝よう、そう思ってたその時だ。


視界が明るくなるのがわかった。――――誰だ、こんな時間に。


メールである。瞬時に思いついたのは以下の3つだ。



①Amazon

②■eメール

③その他(別にどうでもいい感じのマガ)



いいよ別に。

しかとする気満々だった。


遅いし、寝るつもりだし。興味ないね、なんて。


一瞬まさかと思ったけど、そんなことあるわけない。

紫葵は引き続きAmiを聞いていた。






けれど。









硬直。  そして、覚醒。







Ivaから流れてきたのは―――― 









「Julia」








思わず耳を疑う。

紫葵は割と細かく人によって着信音を分けているが





この曲がかかるというのは

この曲が示す相手は、ただ一人。







・・・・・・うそ、でしょう?







夢かと思った。自分はもう寝ているものだと。


けれど、違う。

現実で、そこにあって、届かないけれど、届く場所にある。




流石に泣かなかったが、もう眠れる状況ではない。

飛び上った拍子にぶつけたひじが痛いし(ぇ)

なにより、顔が痛い。


今日一日で5歳分くらいリフトアップしたんじゃないかっていうくらいだ。



しかしながら私は思うのである。






なぜ、





なぜお前は


もう1時間早く

メールをよこさなかったんだ。(切)






と。




ちなみに、1時である。


できれば寝たい。でも眠れない。それに勿体ない。

向こうから連絡が来るなんて思ってもみなかったし。


それに・・・・




それに、向こうから連絡できるくらいにまでは立ち直ったみたいだという事実があるから。




リミットを2時に設定し、私は返信した。


始まりは、他愛ない会話。

けれどその時のあいつは見事に不意打ちをやってのけた。






再び、硬直。




返事を打つという行動すらできなくなる、衝撃。

誤解を招かないように述べておくが、よい方向に、だ。





――――結局、そのやり取りが終わったのは2時半。私が寝たのは3時半。



・・・・まぁ、背に腹は代えられんだろうという結論である。







今回のことで気付いたのはふたつ。


間違いなく距離は縮まっていて、それでいて私は前向きに見ていていいらしい。

そして、向こうも少しずつ立ち直っているらしい。



これからどうなるかなんてわからないけれど、どんな状態にあろうと私が持っている気持ちは変わらないということは記しておきたい。それを支えるのが自分の役目であって、それでいてそれができるのは自分だけだと思うくらいの気持ちがなければいけないんじゃないか、なんて。





何度もいうけれど、まだどうなるかはわからない。


それでもずっと、近くなった。


遠い日の憧れに手が届くところまできた事実がある。



だから、まだ待てる。

強い気持ちのままで、前を見据えたままで。







楽しみでもあり不安でもある、けれどおそらくほとんどが期待。

そんな再会の日が近づいてきているから。



もう少し、もう少し頑張れる。