いつの間にか、3月になってしまいましたね。
緊急事態宣言中、ゆっくりできるかと思いきや、
逆にやることが増えてしまって、
年末年始もあまり休めず、働いておりました。
春間近ですが、
今年一発目のブログなので、ご挨拶を。
お待ちいただいた皆様、お待たせしてすいません。
本年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
年末に、
前回のブログに出てきた懐かしの映画 (の第二弾の方)
『Bill & Ted's BOGUS Journey 』
“ビル&テッドの地獄旅行” のサントラを
聴いていました。
SLAUGHTER、WINGER、KISS、Steve Vai 、KING’S X ・・・
80年代後半のHR/HMは良いな~と思いながら、浸っていました。
その時ふと
Joan Jett のことを思い出したのです。
たしか Joan Jett も
このへんのサントラに参加してた気がするんだけど。
Bill & Ted じゃなかったのかぁ・・・。
気になって、CDを探したら、
すぐに見つけましたよ。
『 Wayne's World 2 』
あ、これかぁ・・・。
QUEENの名曲
「Bohemian Rhapsody」をリバイバル・ヒットさせていたのは、
近年大ヒットした同名映画よりずっと前、
なんとこの作品だったんです (1の方ね)。
米国では大ヒット映画・・・なんだけど、
日本では全然ウケず、
続編2は、日本上陸しなかったんですよね。
だから私も2は、映画自体見れてないのだけど、
サントラは当時買って、お気に入りでした。
新旧ごった煮の曲並びなんだけど、素晴らしい内容です。
レアな音源が多くて、マストなんです。
一曲目から、
AEROSMITH の「Dude」 のライブ・ヴァージョンに
意気上がりますよ。
気になっていた
Joan Jett & Black Hearts のナンバーは
定番の「 I Love Rock & Roll 」 でしたが、
たどり着けて、満足しました。
Joan Jett のことが突然浮かんできたのは、
昨年11月に短期間上映された、
映画 『 BAD REPUTATION 』 を観損ねたからです。
Joan Jett の半生を描いたドキュメンタリー映画なんですが、
一週間くらいで上映期間が終わってしまって、ショック大で。
歌を聴いたらますます観たくなり、
年明けもずっとチェックしていたのです。
そして、
先日やっとやっと、再上映に足を運ぶことができました!
90分そこらで語りきれない、
Joan の音楽愛がビシビシ伝わってきました。
彼女はやっぱり、本物のロッカー。
そして、素敵なひとでした。
年が明けたのに
ブログをなかなか書けなかったのはそういう理由で、
ようやくパワーが湧いてきたというわけです。
今年は、Joan Jett で元気にスタートです。
私がJoan Jett を知ったのは、
70年代半ばのThe Runaways 。
一応そうなんですが、
日本での人気を、視界の端で見ていた感じです。
赤いつなぎを着てワイルドにギターを弾いていた
黒髪の女性がいたのは気付いていました。
雑誌の来日特集を見たのも覚えています。
ヒット曲「 Cherry Bomb 」をラジオで聴いたこともありました。
でも、なんか迫力ありすぎて、
お色気どころか、私には怖いイメージが強くて、
近寄れなかったです。
まあ、子どもには無理でしたね。
そんなわけで、
The Runaways は私は完全に後追いなので、
後ほどお話しすることにしましょう。
まずは、1981年に
テレビでミュージックビデオを見て、
かっこいい~と思った
Joan Jett and The Blackhearts です。
私はJoan が
1980年にソロ・デビューした時は知らなくて、
最初から、
Joan Jett and The Blackhearts として
活動開始したんだと思っていました。
『 I Love Rock 'n Roll 』 (1981年)
「 I Love Rock 'n Roll」は、
The Arrows のカヴァー曲ですが、
大ヒットして彼女の代表曲になりました。
アルバムは 30分でサクッと終わってしまいますが、
それはつまり
一時間あれば、2回通しで聴けることなので、
いつもそうして繰り返し聴いていましたね。
Rock で Pop なアルバムです。
ちょっとオールディーズで、懐かしい感じも・・・。
スタンダードなクリスマス・ソング
「 The Little Drummer Boy 」で終わるのが、
ずっと不思議だったんですが、
このアルバムは、11月にリリースされたらしい。
今年のクリスマスに、CDをかけようと思います。
『 Album 』 (1983年)
これは、レンタル屋で借りました。
Sly and the Family Stone のカヴァー、
「 Everyday People 」 が、うれしかった。
当時の私は、ファンクやR&Bを模索中だったから・・・。
Joan のは、ストレートなRockアレンジですけどね。
当時のカセットテーブ版には、
Joan がライブでよく演奏していた、
the Rolling Stones の 「Star Star」 が
シークレット・トラックとして収録されていて、
輸入盤屋でプレミア付きで販売されていたんです。
A面に曲が追加されてるものもあれば、
B面のラストに入っているものもありました。
つまり、発売元によって収録場所が違っていたのです。
カセットテープならではのシークレット・トラック。
とても魅力的でしたね。
ま、CD化されたら、
なんでもかんでもボーナスで収録されちゃうわけですが。
『 Glorious Results Of A Misspent Youth 』 (1984年)
「 Cherry Bomb 」 のセルフ・カバーでスタートする、
やっぱりカッコイイ、アルバム。
ロック、パンク、そしてR&Bな要素もあって、
オリジナル曲もカヴァー曲も、最高にイカしてます(*^^*)
Gary U.S. BondsのポピュラーなR&Bソング
「 New Orleans 」 のカヴァーは
なんとGary U.S. Bonds 本人が
バック・ヴォーカルをとっているんですよ。
『 Good Music 』 (1986年)
このアルバムからCDに。
私はこの年にCDコンポを購入したのですが、
しばらくはLPを中心に聴いていたので、
このアルバムを買ったのは、かなり後だったと思います。
ラップ・ナンバー
「Black Leather」が、興味深いです。
“ 私、ステージでもどこでもブラック・レザーを着るの! ”
とラップで歌う。
1986年は、
Run-DMC とAEROSMITH がタッグを組んだ
ラップな「Walk This Way 」がヒットした年でもあり、
ラップ・ロックに違和感を感じずに
楽しめるようになったと思います。
今回、PVを久々に見て気づいたのですが、
アルバムのタイトル・ソング
「 Good Music 」 のPVと内容がリンクしてるんですよね。
PVの中で、
Joan はドレスを放り投げて、
颯爽と革ジャンを羽織っていました。
それだけでカッコイイっていう・・・(*^^*)
『 Good Music 』のアルバムを聴くより前に、
私はこの映画を観に行きました。
『 Light Of Day 』 (1987年)
邦題 『 愛と栄光への日々 』
Joan Jett と Michael J. Fox が姉弟という設定の、
ファミリーのストーリー。
ベタな展開でしたが、
Joan と Michael J. Fox がセッションする
ラストのライブ・シーンは、
とても楽しくて、けっこう満足した映画でした。
タイトルの「Light Of Day」という歌を歌うんだけど、
これが、Bruce Springsteen 作曲の
かっこいいロックンロール・ナンバーなんです。
ご存知ない方は要チェックです。
映画俳優としてのJaon は、素に近いように思えました。
彼女に対する私のイメージは、
この映画によるところが大きかったと思います。
目の前で、本物を見るまでは・・・。
映画出演後にリリースされたアルバムは、
けっこう売れたと思います。
ジャケットのJoan がかっこいいこのアルバム。
『 Up Your Alley 』 (1988年)
Joan は革ジャンがよく似合う。
現在彼女は、
ベジタリアンを更にストイックにした
“エシカル・ビーガン”だそうです。
つまり、動物性のものは一切使用しないと・・・。
だから、彼女のレザーはフェイクらしい。
80年代の終わりに
エシカル・ビーガンになったというから、
このジャケットはまだ本革かもしれませんね。
フェイクでもかっこよく着こなせるJoanが
かっこいいロッカーであるのは間違いないのです。
でも、
「Black Leather」を歌うことはもうないんだろうなぁ・・・・。
ラップ・ロック楽しいのに、惜しいです。
ちょうど同じ頃に、
The Runnawaysのリード・ギターだった
Lita Fordもアルバムをヒットさせたので、
私の中で振り返り期が来て、
このタイミングで、
The Runaways のアルバムをCDで集めました。
当時、輸入CDがどんどん入ってきて、
昔のアルバムが色々と安く買えたので、一気に揃えました。
簡単にアルバム紹介。
『 The Runaways 』 (1976年)
有名すぎる「 Cherry Bomb 」で始まるデビューアルバム。
Joan の歌声もいっぱい聴けて
ワイルドでかっこいいアルバムです。
「 Cherry Bomb 」も、
シャッフルビートな「You Drive Me Wild」も
Joan のオリジナル曲です。
「Rock N Roll」 は、Lou Reed のカバー!
最初はカヴァーだと分からなくて、
聴きながらアレ?・・・て。そして、びっくり。
Lou Reed のアルバムの大好きな曲だったから。
アレンジがシンプルで、ほんと違う曲みたい。
オリジナルはギターが超かっこいいんですよ・・・。
『 Queens of Noise 』 (1977年)
1枚目ではほとんど目立たなかった、
ギターが前面に出たハードロックなアルバム。
Joan の歌う
なんとなくJanis Joplinの「Move Over」っぽいナンバー
「 Take It Or Leave It 」
ギターがザクザクいう、
「Neon Angels On The Road To Ruin」 が、かっこいい。
Cherie Currieのハイトーン・ヴォイスもハマっています。
「 I Love Playin' With Fire 」 も好きな曲。
『 Live In Japan 』 (1977年)
黄色い歓声が渦を巻く、日本公演のライブ・アルバム。
まんま収録して操作してない感じがとてもいい。
彼女たちの演奏力の確かさに感動できます。
ギターのJoan が常に声を重ね、
ベースのJackie もコーラスに入るので、
ハーモニーが厚くなり、
時に細くなるヴォーカルを補っていると思います。
『 Waitin' for the Night 』 (1977年)
4人になったThe Runaways。
1977年はバンドにとって怒涛の年でしたね。
Cherie Currie がいないと、トゲがなくなった感じがします。
Joanが全てヴォーカルをとるようになり、
私的にはうれしいアルバム。
Lita のギターもいい感じ。
『 And Now... The Runaways 』 (1978年)
笑顔にびっくりな4枚目のオリジナル・アルバム。
やっぱり笑うとみんな可愛い。
そして、大人になりましたね。
Lita が痩せて、メイクも変わって、
ようやく私の知ってるLita に・・・。
さて。
90年代のアルバム 紹介を進めましょう。
『 The Hit List 』 (1990年)
これはオススメのアルバムです。
とにもかくにも、選曲が素晴らしい。
AC/DCの「 Dirty Deeds 」 で力強くスタート。
Nazareth の情熱的なカヴァーが有名な
The Everly Brothers「 Love Hurts 」
Joan には、HR/HMではなくパンク寄りでいて欲しいので、
うれしい the Sex Pistolsの「 Pretty Vacant 」
このアルバムの日本盤のタイトルは、CCRのこちらから
「 Have You Ever Seen The Rain」
邦題 「雨を見たかい」 です。
どれもこれも、いいチョイス。
もし知らない曲があればぜひ原曲を、
もしくは他のアーチストのカヴァーを、聴いてみてください。
『 Notorious 』 (1991年)
Joan はショート・ボブも似合うのです。
このアルバム・ジャケット、
私にはどうしても、玉すだれをくぐるように見えてしまう・・・(笑)
カヴァー・アルバムの次は
全曲オリジナル・アルバム。
The Runaways のセルフ・カバー 「 Wait for Me 」も
Joan のオリジナルなのですよ。
Joan の声には、Cherie Currie とは違った魅力があります。
どうも、カヴァー・アルバムのほうが売れる・・・
という傾向にあるようで、
このアルバムも知らないひとが多いかもしれません。
1曲めの「 Backlash 」 は、
the Replacements のPaul Westerberg との共作で、
ギターも彼が弾いています。
『 I Love Rock 'n' Roll 92 』 (1992年)
この来日記念盤をリリースして、
久々のジャパン・ツアーが行われました。
ライブ・ハウスでの公演がうれしかったです。
大阪はMODA HALL。
今はもうないホールですが、
90年代にむちゃくちゃ行った、
オールスタンディングのライブハウス。
有名無名関係なく、
いろんなアーチストのライブ会場になっていた印象があります。
外側は教会みたいな造りなんだけど、
ホールは上階にあって、暴れる系だとむちゃ揺れる・・・。
私は、このライブハウスで
幾度となく危険な目に遭いました。
まあ、自分が若くて無鉄砲だったせいもありますが、
セキュリティの問題も多々あったと思います。
この時も、かなり危ない状況でした。
チケットにある通り、整理番号がよかったので、
私は最前列に陣取りました。
始まる前から危険級のぎゅうぎゅうだったけど、
周囲は女の子ファンばかりだったので、
スタンディング・ライブ慣れしてた私は
余裕だな・・・と甘くみてました。
いざ、ライブがスタートすると、
黄色い悲鳴と同時に、猛烈な人の波が・・・。
Joan は、袖から飛び出てくるなり、
いきなりマイクスタンドをつかんで、
「 Pretty Vacant 」 を激唱。
わぁ・・・・かっこいいい~~!!
ガン見したいのに、波が押し寄せ、流される~・・・。
でもこの時は、押し流されたお陰で、
都合よくJoan の前まで来れたので、ラッキーでした。
近距離にJoan 。
飛び出してきた瞬間
想像してたより小さくて可愛い!と思ったんだけど、
大きなギターを弾きながらマイクに喰らいついて歌う姿は
想像以上にワイルドでした。
よし、この位置を死守するぞ~と
私は頑張って耐えました。
髪の毛ひっぱられたり、爪でひっかかれたり。
エルボーもされたなぁ・・・。
今までに経験のない大変さでしたね。
そんなライブ中、
隣の女の子が、必死にJoan に手を差し出していました。
なんだろ?
あ、指の先にギターのピック。
Joanがそれに気付き、素早く摘み上げて、
代わりに今弾いている自分のピックを女の子に渡す・・・。
ほんの2秒くらいの出来事でした。
おおおお
なんてナイスなコンタクト
Joan は、ずっとギブソンを弾いているから、
これしかないって感じの技ですよね。
スムーズでクールで興奮しました、私は。
Joan がよくやる、このポーズが好きなんですよね。
ギターをヒップに回して、ファンの様子を見る。
狭いMODA HALLで、
このポーズはもう、大接近ですよ!
黄色い声も上がるってもんです。
さて。
すっかりJoan に魅せられた私は、
以降もアルバムをせっせと聴いていきました。
でも、日本での勢いはなくなって、
アルバムをリリースしても、全然話題になりませんでしたね。
『 Pure And Simple 』 (1994年)
全曲オリジナル。
日本オリジナルのアルバム・ジャケットが
色っぽいですね。
日本盤にはボーナス・トラックがあるのですが、
最後ではなく
途中の7曲目と12曲目に収録されています。
こういうのは珍しいんだけど、
案外いい方法だと私は思います。
アルバムは首尾一貫。
中に一曲増えても、
アルバムとしての趣旨は変わらないのなら、
最後にオマケみたいに付けるよりも、ずっといい。
このアルバム・タイトルは、ピュア&シンプル。
タイトル・ソングはなくて、
全体がピュアでシンプルな、Joan のRock Music 集です。
この後しばらく音沙汰がなく、
日本では2003年に来日する時まで、
たぶん彼女の情報を追いかけていたひとは
少なかったんじゃないでしょうか。
私はといえば、
2001年、Joan がブロードウェイの舞台に立ったことで、
ひとり大いに盛り上がり、
彼女の情報を、ネットで一生懸命探したのでした。
今なら簡単に探せる情報も、
まだこのときは、ネットでもけっこう大変でした。
Joan Jett が立った舞台はこちら。
“The Rocky Horror Show ”
1975年に
“The Rocky Horror Picture Show ” というタイトルで
映画化されて人気がありますが、
元が舞台だということを知らない人も、多いと思います。
私も映画には思い入れがあり、
上映会がある度に足を運んでいました。
コロンビア役がJoan だなんて想像できないなぁ・・・・
と思って当時、
ブロードウェイの情報を調べたら、
ビジュアルがすぐに出てきて・・・・。
スキンヘッドにひっくり!
コロンビアはファニーなイメージなので、
キリっとした Joan には合わないと思っていたんだけど、
舞台上でギターを弾く、という演出がなされていて、
Joan Jett に近づけたコロンビアになっていたのでした。
2003年、
金髪ショート・ヘアで、迫力の来日公演が行われました。
大阪へは来たのかな?
私は行けませんでしたが、
ライブハウスで盛り上がった様子は、
ファンの方のライブ・レポを読んで分かりました。
金髪時代は短いのだけれど、
舞台出演したせいか、
スリムで素敵なんですよね。
『 Naked 』 (2004年)
プレミア化してるアルバム。
今後も当分は復刻しそうにないですね。
中古を見つけたら、逃さずゲットしてください。
出演したミュージカル
“The Rocky Horror Show ” のテーマソングである
「 Science Fiction 」 のパンク・ヴァージョンが楽しい。
Donovan の「 Season of The Witch 」
魔女の季節・・・とか。いいですね~。
これらの曲は収録されていないのですが、
『 Naked 』の大半のナンバーが収録された
アメリカ盤がリリースされました。
『 Sinner 』 (2006年)
アルバム・ジャケットもタイトルも違いますが、
こちらがアメリカ盤。
4曲が新たに加えられているんですが、
これがどれもいい曲なので、
『 Naked 』 を持っていても、購入する価値ありです。
THE SWEETの「A.C.D.C.」のカヴァーが
勢いあって好きです。
そして、
SUMMER SONIC 2009 への出演。
サマソニ10周年にして、
東京3日開催という、
大規模な音楽イベントになった年でした。
私は、サマソニの時期は仕事でどうにも動けないので、
毎年ライブ・レポを羨ましく読むだけです。
Joan Jett のセット・リストを見ると、
新旧取り混ぜて、お馴染みのナンバー揃い。
フェスということで、
初めてJoan を見たという人が多かったと思います。
そんなオーディエンスが喜んで購入したんじゃないかな・・・
と思う、ベスト盤。
『 Greatest Hits 』 (2010年)
1枚なのに収録曲数がたっぷりで、
満足度の高いアルバム。
輸入盤だととても安価なので、迷わず買いです。
ドライブのお供にもぜひ。
『 Unvarnished 』 (2013年)
久しぶりのオリジナル・アルバム。
先行シングル
「 Any Weather 」 は
Foo FightersのDave Grohl との共作。
ニュースにはなっていたけど、
肝心の音が届かなかったので、
それも楽しみにCDを買いました。
ジャケット写真を見て、
なんかキテるなぁ・・・・と心配になるものの、
中身は変わらぬJoan 節で、ひと安心。
「 Any Weather 」 は、
アメリカンなメロディで、Dave Grohlらしい。
ギターはJoan で、他の楽器はDave Grohlが演奏しています。
日本盤には、ボーナストラックが5曲も収録。
お得です。
さて。
私は、この久々のアルバムと一緒に、
やっとやっと、
Joan のソロ・デビュー・アルバムを買って、
初めて聴いたのでした。
だから、
こんなタイミングでのご紹介です(;^ω^)
『 Bad Reputation 』 (1980年)
紙ジャケ再発されたのが、購入のきっかけです。
1980年、
自主レーベルでスタートしたJoan Jett のソロ活動は、
ツアーを重ねることで、人気を確かにし、
『Joan Jett 』 から、
『 Bad Reputation 』 とアルバム名を変更して
アルバムをメジャーから出すことで、
大きな一歩を踏み出したのでした。
再発盤は音が良く、
40年以上前のアルバムとは思えないほど。
変らぬJoan の魂のこもったロックが聴けます。
2015年。
やりました!
Joan Jett & The Blackhearts 、ロックの殿堂入!
バンド・メンバーが変わっても、
Joan がフロントに立ってのバンドこそが、
私たちをロックさせてきたのだと思います。
殿堂入りを素直に喜び、
両親に感謝を述べていた彼女の姿が、
今も記憶に新しいです。
そして映画が製作されたのです。
『 Bad Reputation (Music From The Original Motion Picture) 』 (2018年)
15歳の少女が、Rock 一筋に走り続けてきた道程が、
本人の語りと多くのアーチストの証言によって、
生々しく表現されていきます。
映画をご覧いただきたいのですが、
年明けにリリースされたDVDはリュージョン1でした。
やっぱり字幕欲しいし、日本盤出て欲しいですね。
サントラをご紹介しておきます。
The Runnaways のナンバーや、
1993年リリースのベスト盤
『 Flash Back 』以来の収録となる
「I Love Rock N' Roll 」の初期録音も聴けます。
オススメですが、
やっぱり映画を見て欲しい。
もっと再上映しないかなぁ・・・・。
編集盤のご紹介は省きましたが、
それでもかなりのヴォリュームになりましたね。
Joan Jett の音楽にはブレがないので、
昔のアルバムを聴いてもレトロな感じはしないし、
全年代の曲をシャッフルして聴いても、
たぶん違和感ないと思います。
昨年開催予定だった、
MÖTLEY CRÜEと DEF LEPPARD、POISON
そして、Joan Jett & The Blackhearts
という強力なメンツで全米を回るスタジアム・ツアーが、
一年延期されて、
この夏に予定されています。
開催できるといいですね。
では、かっこいいJoan の画像を貼って、今回は終わりです。
(何回かっこいいって書いたかな ^-^;?)
久々、長々
お付き合いいただき、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう (^^)/
ああ、ライブ行きたいなぁ・・・・。