どうか クリスマスに命を買わないで。その2 | フィリオとショコラのちいさなおうち

どうか クリスマスに命を買わないで。その2

 

 

 

3日前から、子供達は胃腸炎を起こしています。

下痢や嘔吐がありましたので、血液検査で膵炎の再発や重篤なものがないか確認してから、

水分補給の皮下点滴、抗生剤と吐き気止めの注射をして頂き、お薬を頂いてきました。

お蔭様で急な症状は治まって、食欲も戻りましたが、フィリオはまだ吐いたりしています。
 
今回は二人同時に起こったことや、原因に全く心当たりがないことも気になります。
 
本当にこうして老犬達は、しばしばかあさんを心配させてくれます。

 

 

 

あなたはずっと、私の空腹を満たしてくれますか?

 

私のクリスマスのお願いは、

シェルターに居る全ての犬たちに、おうちが与えられることです。

(訳:フィーママ)

写真は  iHeartDogs.com  さんよりお借りしました。

 

 

 

HUG   さんの投稿記事よりご紹介します。字は転載です。

12月15日 11:34  · 

クリスマスセール。

クリスマスプレゼントに。

ペットショップではそんな売り文句が溢れています。

 

クリスマスに考えてみませんか?

ペットショップで売られている可愛い仔犬や仔猫たちが 何処から来るのか?

ペットショップの仔犬や仔猫たちの多くは 繁殖場と云う場所から競り市に送られて、

ペットショップに「陳列」されています。

「利益」を上げる為には「原価」が安い方がいいのは当たり前の話です。

だから繁殖場の多くは「パピーミル」「キトンミル」 そう呼ばれる劣悪な環境です。

「仔犬工場」「仔猫工場」と云う意味です。

「工場」では繁殖犬、繁殖猫たちが狭いケージに押し込められ、きちんとケアされる事もなく、

病気になっても医療も受けられず、ただただ「商品」を「生産」する為に生きています。

 

今年長野県松本市で「パピーミル」の実態が表面化しました。

1000頭もの犬たち(業者が市に届けを出していた頭数は600頭)が劣悪な環境で飼育され、

業者は「無資格」で「麻酔もせずに」母犬を帝王切開していました。

このような事件が起こる度にペット小売業の業界は

「このような悪質な業者はほんの一部であり、多くは真面目なブリーダーである」と繰り返しますが、

業界内で自己規制の動きはありません。

法改正の度に様々な方法でそれに反対します。

今回の数値規制(従業員一人あたりの飼育頭数の制限、飼育するケージの大きさ等)にも

全く後ろ向きで、業界側が出してきた「自己規制案」は酷いものでした。

これまでの業界の動きを考えれば、業界の「良心」に期待するのは無駄です。

時間の無駄。業界を厳しく規制する以外に方法はありません。

 

ただ業界を規制するよりも大切な事があります。

それは僕たち「消費者」が考える事です。

ペットブームの影で苦しむ犬や猫たちがたくさんいます。

ペットショップにいる可愛い仔犬や仔猫たちが何処から来るのか?

「パピーミル」「キトンミル」と云う名の地獄は

ペットショップに溢れる僕たち「消費者」の「笑顔」が作り出しているんです。

クリスマスセール、クリスマスにプレゼントを、、、

今年のクリスマス「僕たちが暮らす国の生体小売業」について考えてみませんか?

 

写真のチワワは熊本地震直後に遺棄されていた繁殖犬です。

一番元気がある子の口の周りにはくっきりとワイヤーで縛られた跡がありました。

ドッグランに出してあげようとケージを開けるとケージの隅っこで身を寄せ合いました。

抱っこすると人形の様に身体を強ばらせて固まっていました。

オヤツをあげても食べる事はありませんでした、オヤツを知らなかったんです。

 

 

 

どうぞ、ペットショップで可愛い仔犬を買わないでください。

その子は可愛い子ではなく、可哀想な子なのです。

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。