日本版ベターチキンへの移行を促す | フィリオとショコラのちいさなおうち

日本版ベターチキンへの移行を促す

 

 

フィリオは、多くのウェスティがそうであるように、犬種遺伝病である皮膚アレルギーを持っていて、

ちょっとした刺激で、例えば濡れると必ずのように、皮膚炎を起こします。

長梅雨のうんざりがやっと過ぎても、今の強力な天敵は、トホホのチッコ漏れです。

最近はチッコでべたべたしていますのが常態となり、周辺はやっぱり皮膚炎になってしまいます。

どうしてもの時だけオムツをつけたこともありますが、酷い皮膚炎の原因になってしまいましたので、

今は漏れるがまま、汚すがままですが、汚すのはちっとも構いません。

でも本人のお腹は、お湯で拭いては塗り薬を付け、なんとかやり過ごすものの、

手に負えなくなると病院行きとなります。

このチッコ漏れと皮膚炎のいたちごっこは解決策がなく、かあさんには頭の痛い問題です。

 

 

ボク、チッコが漏れます。

でも、気付かずに漏れるんだからしょうがないよね。

ボク、悪くないでしょ?

 

うん!

ちっとも悪くなんかないよ!

 

アタチはチッコは漏れません。

ヨダレが漏れます。

 

 

昨日付の拙ブログ 「過密飼育からの解放」 の続きです。

この手の記事は苦手とおっしゃる方には申し訳ございません。

よろしかったらお付き合いくださいませ。

 

FBより、 Animal Rights Center さんの投稿記事をご紹介します。字は転載です。

 
産まれて40日の赤ちゃんが糞まみれ。
これがスーパーに売られている鶏肉にされた雛の実情。

飼育密度が日本は高すぎることで、乾いた敷料がなくなり、

砂浴びをしようとしたら濡れた糞を浴びることになる。
仲間に踏まれ、その時に糞が付着することもある。

 

アニマルウェルフェアが低いだけではない。
不衛生。
それでも、このような飼育の農場であっても、

農水省が推進する「アニマルウェルフェアの考え方に対応した飼養管理指針」を守っていると回答する。
指針は役には立たないことを証明している。

鶏肉商品を販売する企業、レストランにベターチキンを採用してと伝えてください。
https://www.hopeforanimals.org/bro…/japanese-better-chicken/

欧米を中心に ヨーロッパチキンコミットメント(英国ではベターチキンコミットメント)

というアニマルウェルフェアに配慮した肉用鶏の基準が広まりつつあります。

ヨーロッパチキンコミットメント(ECC)

  The European Chicken Commitment
包括的基準 国に関係なく、 EU動物福祉法と規則を遵守すること
品種 より福祉的な品種の選択(Hubbard JA757, 787, 957, or 987, Rambler Ranger, Ranger Classic, and Ranger Gold, その他RSPCAの肉用鶏認証プロトコルに適合した種)
密度 より広いスペース(最大飼育密度:30kg / m2 )
明るさ 自然光を含む少なくとも50ルクスの光
エンリッチメント 1,000羽の鳥につき最低2メートルの使用可能なとまり木スペース、および2種類のつつく素材
と畜

人道的な屠畜(不活性ガスや多層システムを使用した制御されたガススタニング、または生きた状態で逆さ吊りをしない有効な電気スタニング)

監査 第三者による監査
報告 基準の遵守状況の年次報告の公開

科学的裏付けとともに動物福祉団体がベターな肉用鶏の飼育基準を決めたものであり、

すでに295の企業が2026年までにこの基準をクリアした鶏肉に切り替えることを宣言しています。

その中には複数の国でのケンタッキーフライドチキンや、北米のバーガーキングなども含まれています。

日本でも世界基準に合わせた日本版ベターチキンを推進しています。

欧米と足並みを合わせることを目標としますが、日本で取り組みが進んでいないガススタニングなどの工程、

第三者監査システムが現状ないことなどを考慮し、2グレードにわけ、遵守を求めています。

 

 

記事の詳細については、リンクよりお読みください。

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。

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