すごく生きているよ。
もう、この老犬に残された時間を、くよくよ憂えて過ごすのは止めようと思うのです。
犬は明日の心配などせず、その日その瞬間を楽しく、穏やかな優しさに満ちて、
今の幸せに満足して生きています。
かあさんも、そうしようと思うのです。
目が見えずとも、耳が聞こえずとも、
トボトボながら自力で歩けるし、
ごはんも楽しみで、たくさん食べられます。
老衰は静かに着実に進行していますが、
まだ癌は彼に追いつきません。
それで充分な幸せではありませんか?
おまけ:
常時チッコ漏れするようになったフィリオの為に、
とうさんが買った秘密兵器。
絨毯などの洗濯できないものを、
タンクの水を放射して洗い、その水を全て回収します。
優れものです。
6歳の坊やが教えてくれた
犬が人間程は長く生きられない理由:
人は生まれてから、良い人生の過ごし方や、いつもみんなを愛することや、
良い存在であることを学ぶの。
でも犬は、初めからそのやり方を知っているから、
そんなに長く生きている必要はないんだよ。
(訳:フィーママ)
画像は
Westies United - Murphy and Dakota's Page
さんよりお借りしました。
さんよりご紹介します。
この記事は2015・6.27に投稿されました。
青字は転載です。
死ぬのが怖いから飼わないなんて言わないでほしい。
おうちを汚すから飼わないというなら、
犬はお行儀を身につけることができる。
留守がちだから飼わないというなら、
犬はけなげにも、孤独と向き合おうと努力するかもしれない。
貧乏だから飼わないというなら、
犬はきっといっしょに貧乏を楽しんでくれる。
だけど・・・死ぬのがこわいからと言われたら、
犬はもうお手上げだ。すべての犬は、永遠じゃない。
いつかはいなくなる。でもそれまでは、
すごく生きている。すごく生きているよ。
たぶん今日も、日本中の犬たちはすごく生きていて、
飼い主たちは、大変であつくるしくって、
幸せな時間を共有しているはず。
飼いたいけど飼わないという人がいたら、
伝えて欲しい。犬たちは、
あなたを悲しませるためにやっては来ない。
あなたを微笑ませるためだけにやってくるのだと。
どこかの神様から、ムクムクしたあったかい命を
預かってみるのは、人に与えられた、
素朴であって高尚な楽しみでありますよと。