魂が泣くとき
かあさんがリビングで新聞を読んでいましたら、いつの間にかテーブルの下に、
子供達が集まってきました。
和室に居れば座卓の下に、キッチンに居れば入口からのぞき込んで、
トイレに行けばドアの前に待ち構えて、いつもかあさんの傍に居てくれます。
それ、金魚のフンっていうんだよ。
とうさんがベッドで寛いで本を読んでいる時、ボクは一緒に付き添ってあげるの。
だってとうさんが寂しくないし、ちょうどボクもお昼寝しようかなと思っていたんだよ。
にいたんがベッドに上がっていったから、アタチも付いて行きました。
だってにいたんが寂しくないし、アタチもお昼寝の時間だしね。
かあさんが新聞を読んでいるリビングに、兄妹揃ってやってきました。
だって、かあさんが寂しくないし、ここにいたらもしかして、おやつが貰えるかもしれないでしょう?
はいはい、君たちがいてくれるから、我が家に寂しい人はいないよ。
おやつはあげないけれどね。
うんざりするような日だって、何の問題もないさ、
家に帰れば、そこにはいつだって、
幸せな顔があなたを待っているから。
(訳:フィーママ)
映像は
Westies United - Murphy and Dakota's Page
さんよりお借りしました。
「弥生、スコットランドはエジンバラ発!」さんのブログよりご紹介します。
カテゴリ:愛する動物のこと より
魂が泣く
https://scotyakko.exblog.jp/21128785/
魂が 泣くとき
涙は出ないもの
きっと傍に
きっと日常に
声をあげないから
涙を流さないから
気付かれない
悲しい魂が たくさん、いるのだろう
その魂の声に
耳を傾けることができたら …
この子の体から、哀しみや絶望や計り知れない悲哀が漂っています。
この子の魂は泣いていますが、この子の瞳は打ちひしがれて、床を見つめるだけでしょう。
この子の姿に、心を揺さぶられない人がいるでしょうか?
あなたもわたしも。
今日もおいでくださいまして、ありがとうございました。