命の尊厳への敬意 | フィリオとショコラのちいさなおうち

命の尊厳への敬意

 

 

雨が上がると、初夏の陽気になりました。

昨日は冷たい雨が降り続き上着が必要でしたのに、この日替わりの温度差に、婆は付いていけません。

とうさんは全ての部屋に扇風機を出しました。

もうすぐ夏ですね。

 

 

 

毎日変わり映えない同じような写真ばかりで、ご覧になる方はさぞ退屈でいらっしゃるだろうと思うのですが、

散歩以外の外出がめっきり減った昨今は、ネタがないというのが正直なところです。

でもこうして、雨露凌げる屋根の下で、穏やかに、暖かな気持ちでゆるゆる暮らしていけることは、

本当は神の恩恵のように、かけがえのない幸せなことではないかと思うのです。

病気や老いも受け入れ共存して、今日も我が家は、静かでゆっくりと時間が流れています。

あなたたちがいてくれさえすれば。

 

フィリオとショコラが、いてくれさえすれば。

 

 

画像は保健所犬猫応援団さんよりお借りしました。

 

 

 

 

さんの投稿記事をご紹介します。青字は転載です。
 

僕たちには家も無ければ、名前すらない。

でも僕たちは優しい生き物で、同じ世界で暮らす貴方を傷付ける気持ちなんてもちろんない。

僕たちにも小さな心臓があって、貴方たちと同じ赤い血が流れている。
僕たちにも考える事が出来て、感じる事も出来るし、愛する事だって出来る。

 

僕たちの願いは 貴方達人間が僕たちが「生きる」事を許してくれる事だけです。
僕たちの望みは 貴方たち人間が「命」の尊厳への「敬意」を持ってくれる事だけです。

家がないから、僕たち野良猫は「危険」ですか?

名前がないから、僕たち野良猫は「邪魔」ですか?

誰からも愛されてなければ、僕たち野良猫の「命」は軽いですか?

 

野良猫、地域猫の問題には「動物と暮らしていない人」や「動物が苦手な人」への配慮が必要です。
結果を求める為にそれは必要不可欠で、

一方的に「野良猫たちの大切な命を守れ!!」と叫んでも逆効果です。
でも、私たち人間が動物が好きや嫌いには関係なく、

もっと「命の尊厳」に対する「敬意」を抱く事が必要なのは 今の人間社会を見れば明らかです。

それに「邪魔」な、家もない、名前で呼ばれる事もない猫たちを生みだしたのは 私たち人間なんです。

写真協力

坂本長平商店

HUGHP https://www.hug-the-brokenhearts.net/

 

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。

 


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