揺りかごの歌 | フィリオとショコラのちいさなおうち

揺りかごの歌

 

 

 

三男夫婦のところに産まれた赤ちゃんの為に、古い籐の揺りかごを出しました。

かあさんは三婆姉妹ですが、もう45年位も昔に長姉が自分の赤ちゃん達の為に買った揺りかごは、

次姉の二人の赤ちゃんに引き継がれ、続いてかあさんの三男がこの揺りかごのお世話になりました。

そう、今度産まれた赤ちゃんのパパです。

息子はこの揺りかごで夢を見た5人目の赤ちゃんということになります。

息子の後は、とうさんが当時勤めていた岡山で、若いDlr.達のおうちを巡り、10年を経て戻ってきました。

そして揺りかごは長姉の娘のもとに戻りましたが、この姪は揺りかごに眠った二人目の赤ちゃんでした。

姪は自分の聴いた子守歌を、我が子に歌って聞かせたでしょうか?

そして又揺りかごは次姉の家に移動し、長い年月を納戸で眠っていたのですが、

一昨日連れ出され、綺麗にされてケットがかけられ、長い眠りから目を覚ましたというわけです。

飴色にはなりましたが、大切に扱われてきたのでしょうこのベッドに、

いったい何人の赤ちゃんが幸せな夢を見て、何人のお母さんが揺りかごの歌を歌ったことでしょう。

そう思うと、かあさんは心が温かくなります。

 

今朝の子供達です。

 

あのね、赤ちゃんが来たんだよ。

ぼく達、舐めて可愛がってあげようと思ったんだけど、

かあさんが舐めちゃダメって言って、

とうさんが籐の揺りかごを借りてきたの。

ボク達が届かないようにってさ、どう思う?

 

 

 

 

 

 

 

For Animals.さんの写真をシェアします。
 
 
ここは寒いよ。あなたは戻ってきてくれる?
私の事を覚えている?
あなたは私を待ってくれなかったね。
私はとても小さくて、愛らしくて、それに自由だった。
あなたは私を迎えようと考えたけれど、
私はまだ赤ちゃんで、道のりは遠かったんだ。
私達は最高の友達だった。
あなたは荷造りを始めた時、私はわくわくして、
私達は一緒に冒険の旅に出掛けるはずだった。
それなのに、あなたは行ってしまった。
私一人をここに残して。
ここは寒いよ。
あなたは、帰ってきてくれるの?
 
あなたがペットを飼った時、あなたは命を手に入れたのだ。
その命をケアするモラルと法的な責任がある。
どうぞ、ペットを棄てないでほしい。
訳:フィーママ
 
今日もお出で下さいまして、ありがとうございました