「愛すべく違う を受け入れる」
コロナを正しく怖れ、正しく怖れ過ぎず、
自分が感染することも誰かを感染させることもないよう常に配慮し、
皆に感謝し、誰をも誹謗せず、風評に惑わされず、自粛生活に甘んじ、
この難局が早く収束に向かうことをひたすらに祈る、
そんな婆に私はなりたい。
随分長く、お休みを頂いてしまいました。
昨年12月は過去ブログのリブログでお茶を濁していましたので、2カ月近くサボッてしまったことになります。
申し訳ございません。
日々の暮らしが慌ただしかったこともありますが、
このブログを書き始めて10年を越え、少々心が疲れておりました。
哀しい境遇にいる犬や猫や過酷に搾取される動物たちの現状を、
一人でも多くの方に知って頂くことをライフワークにしたいと書き始めましたのに、ふがいない事でございます。
この婆の非力なブログなど、大海の一滴の雫に過ぎないことは重々承知しておりますが、
それでもたとえ虚しい行為であっても、やはり発信し続けようと戻って参りました。
動物たちの為にも私自身の為にも。
「私に何の関係があるというのだ」さんのブログより、婆の原動力です。
大小関係なく、みんな何かできる
引き取れないなら預かりに
預かれないならスポンサーに
それがだめならボランティアを
それも無理なら寄付を
それも厳しいなら移動を手伝え
それも難しいなら、衆知せよ、広めよ
動物の命を救うために、大小関係なく、みんな何かできる
かあさんはかあさんの出来ることを、続けようと思います。
今朝の子供達です。
ご無沙汰いたしましたが、お蔭様で元気にしておりました。
「弥生、スコットランドはエジンバラ発」さんのブログより、心に響き、納得し、同意する一文をご紹介します。
「愛すべく違う を受け入れる」
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私とあなたの間には、沢山の 違う があります
私は、あなたが出す音を、同じように出しません
だけど私はその音で、あなたの様子を知ることはできるのです
私は、あなたが出す音を、同じように出しません
だけど私はその音で、あなたの様子を知ることはできるのです
私は、あなたが味わうものを、同じようには味わいません
あなたが美味しいと食べられる物が、時に、私の身体を苛めるのです
私は、あなたが楽しいと思うことを、いつも楽しいと感じるわけではありません
愛するあなたと共にいる為に、その状況を受け入れる我慢をしていることもあるのです
私は、あなたが腹を立てるように、同じようには怒りません
あなたには、その気になれば沢山の武器がありますが、私の武器はたった一つ ・・・
それは、くれぐれも使わないように、使わないように生きています
私は、あなたが誰かの目を見つめるようには、目を見ることができません
決して、恥かしいとか嫌いだ、というのではなく 畏れ と教えられてきたのです
直接に目と目を合わせることが、争いのきっかけになることを知っているのです
私は、あなたが感じる温度を、同じようには感じません
私が舌を出して大きな口を開けているのは、ただ笑っているのではないことも ・・・
あなたはよく、それを笑顔だと言うけれど ・・・
暑かったり、怖かったり、緊張していたりで、私はあの表情をするのです
私は、あなたが言うところの 清潔 と、同じ価値観を持ちません
排泄物も、あなたにとってはただ汚いものでも、私には意味があるものなのです
足にかかるオシッコを汚いと感じるとは限りません ・・・
特定のウンチに背中をこするのにも、生きる為と教えられた意味があるのです
だけれども、愛するあなたが嫌ならば、あなたの指示に私は従います
私は、あなたが望む 自由 を、同じように願うわけではありません
愛するあなたが、あっての私の犬生です
狂おしいほど愛おしいあなたが、与えてくれる指示や教えは、私の喜びです
私は、あなたと生きる中で、あなたの 足手まとい にはなりたくないのです
私はあなたのように、見た感覚を、それほど重要視しません
可愛いとか、綺麗とか、あなたが大切にする感覚を持ち合わせません
私があなたを見つめる時には、他に例えようのない感覚を覚えるのですが ・・・
私は、あなたが思うより、まだまだ野生の記憶を持ち合わせています
傷があれば舐めるだろうし、身を守る為には牙を見せます
私は、あなたが恐怖を感じる時のような表情を、するわけではありません
恐怖は、得体が知れないものですから ・・・
隠れたり、穴を掘るようにして潜ろうとしたり、容赦なく震えたり ・・・
時には、戦う為に牙を見せることもあるのです
私の牙は、あなたの犬歯と違います
私にとっての、唯一の 武器 であり ・・・
私は子供の頃から、身体的な争いを防ぐ為に牙を使うことを教えられてきました
だから、私が牙を見せる時 ・・・
私は、その相手と不必要な争いをしたくないと訴えているのです
どうか、そんな時は ・・・
私に触れないで下さい
私の目を直接に見ないで下さい
私を無視して背中を向けて下さい
そう、相手に伝えて下さい
愛するあなたと、より長く共に生きる為にも ・・・
私は、あなたとの 違う を受け入れているのです
ただ、あなたからの 違う を受け入れる様子が見られないと ・・・
私はとても、困惑してしまいます
私にとって、知らないこと、新しいこと、違うこと、は不安に繋がります
あなたも、私と同じように 違う を受け入れて下さい
私は、あなたとの 違う を愛しています
2本の足で私を散歩に連れていってくれるのも ・・・
私には見えない高い所で、美味しそうな香りのする食事をするのも ・・・
その下で、何か落ちてこないか、ずっと待つのも ・・・
柔らかいベッドの上で眠るあなたを、丸い私のベッドから見つめるのも ・・・
時々 おいで と、そのベッドに導いてくれるのも ・・・
2本の腕で、体中を撫でてくれるのも ・・・
ボールを投げてくれるのも ・・・
引張りっこをしてくれるのも ・・・
ただ、抱いてくれるのも ・・・
私はいつも、あなたとの 違う という意識を愛し、あなたを愛するのです
あなたも私を 愛している という時きっと、私との 違う を愛してくれている
私とあなたの間にある 愛すべく違う を受け入れて下さい
今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。