ペットが家族の一員から社会の一員になる
爪跡を残して、台風が過ぎました。
翌日のフェーン現象は別として、台風一過、少しは秋めくと思っていたのですが・・・
今日はエアコン漬けに逆戻りした我が家です。
相変わらず玄関にいるフィリオと、ソファに陣取るショコラです。
うっかり夫の足を踏んでしまった時:
「ごめん」
うっかり愛犬の足を踏んでしまった時:
「わぁ大変、なんてことなの、ホントにごめんなさい!
大丈夫?親友。 ほんとにほんとに ごめんなさいね。
わざとじゃないのよ。愛しているわ。
あなた、おやつを食べる?
あなたは最高の良い子よ、ええ、そうですとも。」
訳:フィーママ 画像は iHeartDogs.comよりお借りしました。
我が家の、とうさんと子供達の扱いの差も、まあこんなものです。
おたくはいかが?
獣医師 徳田竜之介Dr
さんのオフィシャルブログよりご紹介します。転載させていただきまして、ありがとうございます。
青字は転載です。
台風10号により避難勧告が発令されたので、家族は近くの避難所に、
ペットは竜之介動物病院に預けられました。避難勧告により475匹のペットをお預かりしました。
災害の時に飼主と同伴避難ができない動物たちです。
避難所へ行かない人達はペットと一緒に自宅でゴーッゴーッと唸る暴風に怯えながら寄り添うしかないのです。
ペットホテルで預かる時にその子の心理状態が わかるんです。
怯えているペットと不安げな飼主‥それは台風への恐れもありますが、
お互い離れ離れになることが1番の不安材料なんです。
これだけのペットを一気にお預かりするのは熊本地震以来です。
ごったがえすロビーで迅速に住所名前を聞き、素早くお預かりの対応‥
でもそれでは行政がする事務的な作業なんです。
「大丈夫ですよ!一晩だけの辛抱です」
飼主に寄り添う対応で信頼と安心感を与えるスタッフの笑顔と言葉が必要なんです(^。^)エンジェルスマイル
なにより今回、熊本市内に「ペット同伴避難所」が設営されたことは大きな進歩であり、とても嬉しく思いました。動物に支えられている住民の存在が行政に伝わり始めたんです。
ペットを助けることが結果として人命救助になるんです。
そこでただ単に安心するのではなく、今度はペットを愛する私達がちゃんとした飼い方としつけをし、
ペットを飼っていない人たちにマナーを示す必要があります。
全国のペット同伴避難所の設置が連鎖するには、私たち飼主側の問題も大きいのです。
一方的に求めるのではなく、行政と民間 がお互い良い関係で望む場所を創っていかなければならないと思う。その場をつくり、それを継続できるのも飼主の在り方次第だと思うのです。
写真は省略させていただきました。
今日もお出で下さいましてありがとうございます。