レミちゃんのこと
散歩から帰ると、玄関を上がったところでまずどっこいしょと座り込み、しばらくは動けない老犬たちです。
やがておにいちゃんがヨッコラと立ち上がり、リビングに移動するまで、じっと傍で寄り添うショコラさんです。
お兄ちゃん、ゆっくり休んでからでいいよ。
ずっと待っててあげるよ。
こんな愛くるしい顔をしているのに、この子の舌は半分腐り、体の中には蛆が入り込んでいる。
これが、ペットショップに並ぶポメラニアンのお母さんです。
結局手遅れで安楽死になりましたが、この子の様な状況を生まないためにも、お願いです。
ペットショップから命を「買って」 知らず知らずに協力者にならないでください。
助けを求めている命を「救う」という選択肢を。
23日、沖縄パピーミルレスキューという基地の保護団体が
緊急、うるま市石川からポメラニアンをレスキューしました。
ポメラニアンにレミと名付け、緊急、動物病院に運び出しました。
レミちゃんの舌は悪化し, 半分腐っていました。
レミちゃんの腹部は、レミちゃんの腹の中の肉を食べていたウジ虫だらけだった.。
ウジ虫たちはレミちゃんの陰部から這い上がって, 中身の肉を食べていたそうです。
レミちゃんは非常に脱水症状であり、肝臓の破壊によりウジ虫が中身の肉を食べ、腐り始めました。
レミちゃんはそれでも最後まで優しく笑顔いっぱいでした。
獣医が私たちに何をすべきか教えてくれた後、私たちはレミちゃんを抱きしめ、
レミちゃんを愛し、 撫でて レミちゃんに値する親切を与えるために時間を頂きました。
レミちゃんは最後の夕焼けを見届け、皆からたくさんのキスと「I love you ' s」
手の施しようがなく、先ほど安楽死しました。
私たちはレミちゃんを救えばよかった.。しかし、最も親切なことは、レミちゃんの苦しみを終わらせることだった。
レミちゃんは何週間も苦痛を抱えていましたが、 やっとレミちゃんに平和を与えることができてうれしいです。
レミちゃんは一人ではなく、最後の息をするまで愛と優しさを感じました.
💕レミ,ちゃん、私たちはあなたを忘れません💕
レミちゃんの飼い主はレミちゃんと柴犬を何ヶ月も外に置いて行って、レミちゃんはゆっくりと悪化していました。飼い主達はレミちゃん達のために餌を与えたりケアもせず、 実際にセンターに電話する予定は
「犬達を見るのに疲れた」から。(つまりセンターに持ち込む予定だったそうです)
この世には真の悪がある.
安楽死を選んだのは、レミちゃんや保護した人達や獣医のせいではなく、
そうさせたのは、飼い主さんの勝手であります。
残された柴犬は、明日、レスキューする予定です。
この子も状態が悪く、早めに病院に連れて行くつもりです。
ここまでの悲惨な状況ばかりではなく、全国にある繁殖場(パピーミル)には程度の差があるようです。
勿論、良心的なブリーダーさんもたくさんおられます。
でも、ペットショップに陳列されている仔犬たちは、ほとんどがパピーミルの出身で、
劣悪な環境のところも少なくありません。
商品の仔犬たちの背後には、悲惨な母犬達(繁殖犬)がいます。
どうぞ、ペットショップで、可愛い仔犬を買わないでください。
ペットショップで仔犬を買うことは、この不条理な生体流通システムに 加担することになります。
(「犬を殺すのは誰か」ペット流通の闇 大田匡彦著 朝日新聞出版)
今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。