ノラ猫のこと | フィリオとショコラのちいさなおうち

ノラ猫のこと

2DKの小さなマンションから始めて、指折り数えますと、私達の家族は7回の引っ越しを重ねてきました。

家族が増え息子たちが大きくなりますと、少し大きなマンションに移動し、

岡山に赴任した時は大学の官舎を経て、小さな家を建てました。

夫の両親の介護のために大阪に戻り、大家族で暮らすために大きな家を借りましたが、

やがて子供達が皆巣立ち両親を見送って夫婦二人になると、再び小さなマンションに戻ったのです。

長い年月の間にはいろいろなことがあり、どの家にも懐かしい思い出が詰まっていますが、

幼い息子たちがかあさんの帰りを待ってくれて、柔らかく暖かな体を抱きしめたあの小さな家が、

今一番帰りたい家かもしれません。

でもここには、やはりかあさんの帰りを待ってくれて、心からの「お帰り」をくれるシッポの子供達との、

かけがえのない暖かな暮らしがあります。

 

 

ベランダの陽射しに目を細めて。

 

 

 

 

 

 

 

野良猫問題の最も人道的な解決方法はTNRと言われています。

T=捕獲し

N=不妊手術し

R=もとの居場所に戻す

不妊手術された「さくらねこ」は、戻された地域でボランティアさんの給餌やサポートを受けて、

それ以上繁殖することのない一代限りの生を、平均3年ほどの厳しく短い生涯を、生きることが出来ます。

 

まだまだ世間の目はノラ猫ノラ犬に厳しく、迷惑に思われる方も多いと思いますが、

棄てられてノラにならざるをえなかった彼らに罪はなく、責められるべきは捨てた人間の方だと思います。

どうぞ彼らがその短く厳しい一生を生き抜くことを、許してやって頂けないでしょうか。

 

どうぶつ基金  さんからです。字は転載です。

 

どうぶつ基金
外で生きている猫たちの現実はとてもきびしいです。
ご飯をあげるやさしい気持ちがあるなら あとかたづけも忘れずに。
餌やりは決して悪ではありません。その一食が彼らの明日につながります。
できるなら不妊手術をしてあげましょう。悲しみの連鎖を止めるためです。
できるなら里親を探してあげましょう。無理はしないでください。
できることからはじめましょう。それでも、猫たちはとっても感謝していると思います。
どうぶつ基金では、今年度4万頭の無料不妊手術を実施します。
さくらねこサポーターのご支援は、無料不妊手術に限定して使用されます。

こちらから→https://www.doubutukikin.or.jp/contribution3/#form
 
 
 
今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。
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