めぐちゃん事件の顛末 | フィリオとショコラのちいさなおうち

めぐちゃん事件の顛末

先日のエコー検査で、肝嚢腫がさらに大きく育っていることが解かったフィリオです。

ポンポコに妊婦さんのようなお腹になってきました。

良くない方向ですが、なぜ出来たかも育つ理由もわかりませんし、治療法もありません。

ただ柔らかい臓器ですから大きな刺激で破れたりしないよう、ボール遊びなどは控えて下さいと言われました。

肝機能は悪くありませんが、念のため、肝臓の飲み薬が処方されました。

 

もう育たなくてもいいんだからね、静かに穏やかに暮らそうね。

 

    

 

 

子供達はお蜜柑がだーーい好き。

蜜柑箱を置いている部屋でクンクンしては、箱にまとわりついてキュンキュン言います。

駄目よ、いくら催促しても、11回2房づつだよ。

太りますよと、病院の先生に警告されましたが、

でもかあさんはそのリスクがわかった上でも、

ショコラに美味しいと思う幸せ、楽しい嬉しいと感じる経験を、

少しでもたくさんさせてやりたいのです。

たった3カ月で逝ってしまったゆずには、十分なことをしてやれませんでしたから。


 

 

 

 

 

 

FBより、 東京犬猫日和  さんの投稿記事を転載します。

「めぐちゃん事件」と呼ばれている実話をご存じでしょうか?

公園に捨てられていたゴールデンレトリバーを保護した方が、その子を引き取って、

6年半愛して育て、家族として共に暮らしていました。

その後、拾得物期限の10日前に名乗り出た元飼い主に返還要求されましたが、

すっかり保護主さんに慣れて分離不安も強く、高齢で痴呆も始まっていためぐちゃんを離しがたく、

保護主さんは応じずに裁判にしました。

結果は保護主さんの敗訴になりました。

そして犬はモノですから、遺失物法に従って返還の「強制執行」が行われました。

 

でもかあさんはこう思います。

たとえ法律が犬をモノだと位置付けても、現実の犬は知性も感情もある、あたたかな血が通う命です。

この子にも意思があります。

この子が本当に居たかったのは、どちらのおうちだと思われますか?

 

字は転載です。

 

【置き去り犬めぐちゃん「強制執行」~「動物はモノ」という悲しい現実】

 犬を飼いたいという夢を30年越しで叶え、今も「こりき」というゴールデンレトリバーと共に暮らす、

漫画家で小説家の折原みとさん。

折原さんが以前寄稿した「置き去り犬めぐちゃん事件」が、「強制執行」という形で幕を閉じたことが、

12月3日、当事者のSNSに公開されて明らかになった。

 

▷ 6年半前、公園に置き去りにされていた

 2013年6月。東京・吉祥寺の公園で、一頭のゴールデンリトリバーが口輪をはめられ、柵につながれていた。犬を保護した主婦・Aさんは、警察や保健所などに届出をした上で飼い主を探したが見つからず、

その子を「めぐ」ちゃんと名付けて家族に迎える。

が、めぐちゃんの「拾得物」としての期限を迎える10日前、飼い主の女性が現れ、めぐちゃんの返還を要求。

めぐちゃんが2度も公園に遺棄されていたことや、それまで3ヵ月近く飼い主がめぐちゃんを放置していたことなどから、Aさんはめぐちゃんの返還を拒否し、裁判で争うことになった。

▷結果は、保護主であるAさんの敗訴。

 犬を置き去りにしたのは、飼い主本人ではなく、交際相手の男性だったこと。

遺失物法が定める期限内ギリギリではあるが、遺失物届を出したことなどを理由に、

裁判所は「元飼い主が犬の所有権を確定的に放棄したとまでは認められない」と判断したのだ。

この判決が下ったのが、2018年4月のこと。

 

元飼い主はAさんに対し、めぐちゃんの即時返還を求めたが、Aさんは応じなかった。

 当時、めぐちゃんは14歳。大型犬としてはかなりの高齢だ。

2度も公園に置き去りにされたトラウマで、分離不安も強かった。

14歳という高齢のめぐちゃんにとって、今さら飼い主が変わることは、

精神的にも健康上も悪影響が出るのではないか……。

そう思うと、Aさんはめぐちゃんを手離すことができなかったのだ。

 裁判所の下した判決に従わない以上、いつかは「強制執行」が行われるかもしれない。

Aさん家族は、いつ来るかもしれない「強制執行」の不安を抱えながらも、

めぐちゃんとの生活を続けることにしたのだった。

 

「その後、めぐちゃんはどうしているだろう……?」

 私も「こりき」というゴールデンレトリバーを飼っている。

こりきとの生活の中で、ふとめぐちゃんのことを思い出すこともあった。

 ゴールデンレトリバーは、どんなに長生きしても、15~16歳が寿命だろう。

どうか、「強制執行」が行われないまま、めぐちゃんが保護主さんのもとで

幸せな最期を迎えることができますようにと……ひそかに、そう願っていた。

 が、つい先日のこと。

 保護主のAさんが、SNSで「めぐちゃん事件」の結末を報告したのだ。

 それは、この事件を知る人たちが何よりも恐れていたであろう、一番悲しい「幕引き」だった。

 

▷排泄の失敗を片付けていたその時…

敗訴から1年1ヵ月が過ぎた、2019年5月23日、「別れ」は突然やってきたという。

AさんがSNSに投稿した内容によると、めぐちゃんは、まもなく15歳10ヵ月を迎えようとしていた。

後ろ足が衰え、散歩も5分がやっと。上手く立ち上がることができず、排泄の失敗も増えた。

認知症も始まりつつあり、ご家族はいよいよめぐちゃんの命の期限が迫っていることを感じていたという……

そんな頃。

 排泄の失敗で汚れてしまっためぐちゃんの身体を洗って乾かしていたちょうどその時、

恐れていたものがやってきた。

 突然の「強制執行」により、めぐちゃんは、Aさんご家族の元からいなくなってしまったのだ。

 

それは、本当にあっという間の出来事だったという。

自分で歩こうとしないめぐちゃんは、容赦なく抱きかかえられて連れて行かれてしまったというのだ。

きっと、何が起こったのか、わけがわからなかっただろう。

 後には、呆然とするAさんご家族だけが残された。

 

そして、それっきり……。Aさんたちは、めぐちゃんがどうなっているかも 知ることはできないのだという。

 法の定めたこととはいえ、あまりにも非情で、悲しい結末に言葉もない。

 保護してから6年間、愛情を注いで来た“家族”とのこんな別れは、その“死”を看取ることよりもずっと辛い。

いや、愛情があればこそ、Aさんご家族は、めぐちゃんを最期まで自分のもとで看取りたかったはずだ。

 何よりも、命の終わりの時が近づく中で、

突然あたたかな家族の元から引き離されためぐちゃんのことを思うと……どうしようもなく胸が痛む。

 

悲しい結末となってしまった「めぐちゃん事件」だが、

この事件をキッカケに、動物に対する法律の現状に目を向けてくれる人が、少しでも増えればいいと思う。
ひとりひとりの知識や意識が変わっていくことで、何かが少しずつでも動いて行くことを……、

Aさんご家族と共に願っている。

 そして何より、めぐちゃんを引き取った元飼い主の女性が、過去の後悔の分までめぐちゃんを愛し、

めぐちゃんの最期の時間に寄り添ってくれることを信じて。
めぐちゃんの幸せを、心から祈りたい。

https://headlines.yahoo.co.jp/article…

 

 

ヤフーニュース

置き去り犬めぐちゃん「強制執行」~「動物はモノ」という悲しい現実   

 

 

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。

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