今日中にいなくなってほしい
丘の下の中学校から風に乗って、マーチングバンドの練習が聞こえてきます。
やっと暑さを気にせず散歩に行けるようになって、
かあさんと子供たちは、ゆっくりのんびり季節を楽しめるようになりました。
歩調がゆっくりになった分、高い空に流れる雲や、名も知らない道端の花々や、
アキアカネが群れるさまを眺められて、老いることはなかなか素敵なことです。
赤とんぼの歌をくちずさみながら、ブラブラ歩いたり立ち止まったりをしていましたら、
すれ違った若い方が不思議そうに振り返っておられました。
かあさんもあんな風に、子育てに息を切らせ、心せわしく暮らしていた時代がありました。
年をとることは、悪いことばかりではありません。
老犬たちにも、このかあさんにも。
フィリオが振り向けばショコラは向かず、
ショコラが振り向けばフィリオはよそ見をする。
なぜ?
子供たちのいとしいまどろみ
「弥生、スコットランドはエジンバラ発」さんのブログよりご紹介します。
いつも転載させて頂きまして、ありがとうございます。青・緑字は転載です。
今日中にいなくなってほしい
https://scotyakko.exblog.jp/30457263/
引っ越しすることになったから …
赤ちゃんができたから …
配置になったから …
もう時間が取れないから …
子供の遊び道具に買ったんだから …
処分しないと …
新しいのと取り換えて …
私が欲しかったものじゃなかったから …
私のして欲しい通りに、しないから …
今日中に、いなくなって欲しいわ …
(やっこなりに訳させて頂きました)
本当にこういう理由で、人々は捨てる。
処分してと持ち込む。
それは殺人犯でも、強盗でもない …
普通の家庭のお父さんだったり、お母さんだったり 常識人と言われている隣の大人だったりするのだ。
今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。