ペット里親会さんより
何回も読み返していますが、読むたびに新しく感動し、深く考えさせられる小説です。
「逃避行」 篠田節子著 光文社
愛犬のゴールデンレトリバーが、隣家の男の子を噛み殺してしまったら、あなたはどうなさいますか?
男の子はいたずらで、日頃から塀越しにBB弾で撃ったり、乗り越えて入って目に胡椒をかけたり、
乱暴したり悪いものを食べさせたりの意地悪をしていましたが、
ある日犬の目の前で癇癪玉を破裂させたことから、決定的な惨事が起きてしまいました。
大きな音が怖かった犬はパニックになって、男の子を噛んでしまったのです。
そして、この物語が始まります。
愛犬を保健所に引き渡すよう迫られた主人公は、夫を捨て娘を捨てて、出奔します。
ただ愛犬を護るために。
彼女の逃避行と行き着いた先に待つものとは?
家族の在り方、本当の幸せとは何かを、この小説は問うています。
著作権のある書籍を転載することは出来ませんが、作家島村洋子さんの「解説」の一部をお借りします。
「言葉の通じない生き物と深く理解し愛し合うことができる、ということを知らずに
人間は大人になれるのだろうか。
短い寿命で死んでいくものを傍に見ずに 優しい人間になることが可能なのだろうか。」
今日の子供達です。
並んで座っている時は、いつも身体のどこか一部分が触れ合っています。
「ペット里親会通信」さんよりご紹介します。青字は転載です。
http://blog.petsatooyakai.com/archives/52208880.html
チワワ、ポメ 、プードルなど沢山います
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小型犬の写真がたくさんありますが、省略させて頂いております。リンクよりご覧ください。
チャイクレの女の子だけ写真を載せましたが、こんな姿になるまでどんな暮らしを強いられていたのでしょう。
今日もおいでくださいまして、ありがとうございました。