年をとることを許された畜産動物 | フィリオとショコラのちいさなおうち

年をとることを許された畜産動物

今年も「お味噌の寒仕込み」が終わり、あとは一直線に春に向かうはずなのですが、

やはり寒さは続いています。

それでも梅は満開になり、木蓮の花芽も膨らみ始めていますから、

この婆の眼には見えずとも、季節は確実に進んでいるのでしょう。

輝く陽光が降り注ぐ、暖かな春はもうすぐです。

 

ね、子供達。

    

 

 

 

大阪市長のツイッターより

動物虐待ホットライン、平成31年度の新規事業として実施します。イメージは「アニマルポリス」です。

警察ではないので「ポリス」の名称は使えませんが、警察等他の機関とも連携してやっていきます。

全国であまり例はなく、どこまでいけるか未知数もありますが、まずは第一歩を踏み出します。

 

参考:大阪市公報

発表資料 すこやかに暮らすための施策を進めます 

-動物愛護管理施策の一環としての動物虐待防止-2019年2月14日

ページ番号:460758問合せ先:健康局健康推進部生活衛生課(06-6208-9990)

動物虐待ホットラインの設置

http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/seisakukikakushitsu/0000460758.html

 

大阪市、すばらしいです!ありがとうございます。

 

 

「私に何の関係があるというのだ」さんのブログより、ご紹介します。

いつも転載させて頂きましてありがとうございます。字は転載です。

 

年をとることを許された畜産動物

http://catsanddogs75.blog136.fc2.com/blog-entry-816.html

 

「このプロジェクトを始めたときに、写真を買ってくれる人がいるかどうか自信がありませんでした」

米の写真家アイサ・レシュコ氏は語る。

「ところがオンラインで公開したところ、メールが洪水のようにきました。
展覧会では人々が涙を流しながらかけよってきたのです。 まったく予期せぬことでした」

レシュコの作品集「年をとることを許された動物たち」は 変わった写真集である。 
普通食用動物は 幼ないときに屠殺場に送られる。
私たちは畜産動物の年とった姿を目にすることはない。

写真の動物たちは多くは虐待から行政が介入し、保護し、
米国のあちこちのサンクチュアリーに引き取られた畜産動物たちである。

「このプロジェクトで動物たちに会えば会うほど、救出されない不幸な動物たちの声になることが
大切だと思うようになりました。

畜産動物の製品は知っていても、実際の動物たちはみんなの目に触れない。
私の写真をみて彼らは品物ではなく、個性や感情を持っている個々の生命であることに気がついてほしい。

ベジタリアンにせよ、肉食者にせよ、畜産動物の実態を把握している人はあまりいないでしょう。
食用動物従事者はおびただしい数の動物の幼子を何の感情ももたず、ルーティンで死刑場に送っている。
しかし食用動物にも性格があり、寿命も長いのです」

この写真集に登場する動物たちの多くはもうこの世にはいないが、
レシュコが彼らのことを語るときには 人間の友達のように話す。
救出されたラッキーな動物たちを見ながら
「この子たちを見ると年をとるという事は 祝福されていることだと思います」と結んだ。

 

16歳のフォレスト 
サンタクルーズで仲間と一緒に屠殺されるところを救出
by Isa Reshko

 

年も名前もわからない救出された鶏
by Isa Reshko

 

21歳のアルパイン 
飼い主が生活保護を受けるようになって救出
by Isa Reshko

 

28歳のバディ。目が見えなくなって保護所にひきとられる。
強いパニック症に襲われて、何か月も専門家がトレーニングして克服。
眼球は最後は摘出となった。 by Isa Rehuko

 

12歳のバイオレット、足がマヒしている
by Isa Resuko

Allowed to Grow Old Portraits of Elderly Animals from Farm Sanctuaries by Isa Reshuko
Guardian

 

 

年とった牛や豚や鶏を見たことがない。美しい。
本当は20年以上も生きるように 神様に創られているのに。

 

 

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。

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