愛されなかったという思いを持ってこの世を出ていかなくてもよい
今年も、早、師走になりました。
年齢を重ねるとともに加速度がつくように、季節の巡るのが早くなります。
何をするわけでもないのですが、心せかれる歳の暮れです。
今日は暖かな陽射しでしたので、
怠惰に寝てばかりいる子供達を起こして、お風呂に入れることにしました。
子供達には大迷惑ですが。
綺麗になって、お召し替えも済んで、さっぱりしました。
ほら、我慢して良かったでしょ?
あぁー、疲れたあーーー
別にぃ、汚くても良かったのにさ。
「私に何の関係があるというのだ」さんのブログよりご紹介します。
かあさんも何度も経験しましたが、愛犬を失うのは塗炭の苦しみです。
文中の飼い主さんに同調してしまい、涙を禁じえません。
我が子を思う飼い主の愛は、どこまでも深いのです。
カテゴリ:ペットロス
愛されなかったという思いを持ってこの世を出ていかなくてもよい
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この美しい遺稿文はルーの里親からです。
「お腹に大きな腫瘍ができて骨と皮になっていた老犬ルーに出会ったとき、
私は15年間の動物の世話で、そろそろ自分自身にも休憩が必要だと思っていたところでした。
正直言って私は病気の保護老犬を
死ぬまで世話をする経済的余裕があるのか、そもそも看取りたいのか、まったく自信がありませんでした。
しかしすぐに何とかしなければならないというのはわかっていましたので、
ミスター・モー・プロジェクトという団体の助けを借りて、ルーをひきとり、手術を受けさせました。
体重も増え、少しずつ元気がでてきました。
ルーはもともと走り回る活発な犬ではないので、
ぱっと見にはわからないと思いますが、本当に幸せになったと確信しています。
もうひもじい思いをしなくてもよい。
自分の糞尿の上で寝なくてもよい。
腫瘍の痛みがひどく、後ろ足をあげたまま寝るに寝れなかった夜を 過ごさなくてもよいのです。
そして何より、愛されなかったという思いを持ってこの世を出ていかなくてもよいのです。
ひきとってからのルーの人生はとてもシンプルでした。
草を食むのが好きで、時々釣った小魚。たいていは寝ていました。
気持ちの良いベッドと安全なところが 彼女にとってとても大切なものだったと思います。
しかし群を抜いて好きだったことは一緒に丸まってテレビを見ること。
私の膝の中にもぐりこみ、頭を私の胸にもたせかけ、ただ私と一緒にいること。
それだけです、それ以上は何も求めませんでした。
ガンは非常に進行が早いものでしたが、痛みをとり、幸せな最期の日々を送らせることが私の願いでした。
本当に悲しいことですが、本日、ルーは病との闘いに敗れ、虹の橋へ逝ってしまいました。
私が一生かかっても返せないほどの沢山のものを残して」
今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。