忘れないで下さい、私は野良犬だったことを
師走になるのを待ちきれず、かあさんはついに炬燵を出しました。
炬燵に入ると根が生えますし、ついうたたねをしますから、かあさんには禁断の天国ですけれど。
早速子供達が集まって、暖かな居場所を楽しんでいます。
いつもの窓辺の陽だまりにお布団の裾があるように、置き場所をずらしています。
2頭と一人のコタツムリの、幸せな生息場所です。
写真は
Westies United - Murphy and Dakota's Page
よりお借りしました。
「弥生、スコットランドはエジンバラ発!」さんのブログよりご紹介します。
いつも転載させて頂きまして、ありがとうございます。青字は転載です。
カテゴリ:保健所の動物のこと
忘れないで下さい、私は野良犬だったことを
https://scotyakko.exblog.jp/24687893/
いま、わたしはあなたのもとにやって来ました
なにもかもが変な感じで、わたしは居心地がよくありません
もしも、わたしが新しいバスケットで眠らなくても
いらいらしないでください
昨日、わたしは枯れた草の上で眠ったんです
もしも、わたしが食べ物をひと呑みで食べたとしても
怖がらないでください
昨日、わたしは生きるために、そうしなくてはならなかったんです
もしも、わたしが家の中でオシッコをしても
怒らないでください
昨日、そんなことはどうでも良かったんです
もしも、わたしが愛情にあふれるあなたの手を怖がっても
悲しまないでください
昨日、誰かの愛撫なんて、それはもう珍しいことだったんです
わたしのことは、忍耐強くみてください
それは、あなたの世界だけれど まだ、わたしの世界ではないんです
もしも
わたしが、あなたを信じたならば
わたしは、わたしの最高のおくりもの、わたしの心を、あなたにあげます
どうか 忘れないでいて
わたしは、野良犬だったということを
(英文を、私なりに訳させて頂きました)
追加するべく言葉は … 見つかりません。
時間は必要ですが、忍耐は必ず実ることを、かあさんは知っています。
今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。