その時にまた会おう。 | フィリオとショコラのちいさなおうち

その時にまた会おう。

ここは、南庭に面した和室の窓際です。

午前中は東庭側のリビングの窓際が、午後からはこの南側が、

暖かな陽射しが深く明るく差し入る、我が家で一番ポカポカと居心地の良い場所です。

彼等はそれを誰よりもよく知っています。

 

    

 

にいたん、あたち、重たいよう。

それでもずーっと、じっと動かず我慢しているショコラです。

 

 

 

本当に、犬という生き物はどうしてこんなに純粋に人を愛し、人はこんなに犬を愛するのでしょう。

「私に何の関係があるというのだ」さんのブログより、ご紹介します。

いつも転載させて頂きましてありがとうございます。字は転載です。

 

カテゴリ:ペットロス

月へ行って戻ってくることをいとわぬほどの愛

http://catsanddogs75.blog136.fc2.com/blog-entry-689.html

 

 

マッドマックスなどで有名な英国俳優トム・ハーディーは 犬好きで知られています
最近亡くした愛犬のウッドストックを偲ぶ記事が 皆の胸を打ちます。
本文記事を短く短く抜粋翻訳しました。
オリジナルをぜひご覧ください。


ウッドストックを最初に見たのは 映画を撮影していたアトランタ州のジョージアだった。
夜も更けたころ、道路を横切っていた。

野良犬か。犬かどうかもわからない。とにかく保護しなければ、轢かれてしまう。
携帯の灯りで自分を照らさないと こちらが轢かれてしまうほどの漆黒の闇であった。
捕まえようとするも、犬らしきものはさっさと トラックが猛スピードで走る真っ暗闇の高速道路へ消えていった。
車に跳ね飛ばされたらあのピロピロした耳はどうなるのだろうと考えていた。
私はパニックになりかけた。呼ぼうにも名前すらわからない。とっさに指を口にくわえ、力の限り指笛を吹いた。

その音は闇をつんざいた。犬は止まり、瞬時に振り返り、私の目を見た。
そして死への途から踵をかえし、闇夜の中を私をめがけて走りだしたのである。
しかも歯をむき出して唸りながら。おいおい。本当に犬だったのか。噛みつかれるかもしれない。

しかし抱きかかえた小動物はやせ細り、恐怖で怯えている小さい犬だった。
大きな茶色の目で私を見つめていた。
車の中に連れ込むとすぐいびきをかいて寝入ったのをみると、大変な苦労があったのだろうと胸が痛む。

でももうそれも終わりだ。

あの夜のことは絶対忘れない。素晴らしい夜だった。
一分前まで死への道をひたすら走り続けていた11か月の犬は 見知らぬ男に拾われた。
爆睡したあと 巨大なペットストアで男と一緒に玩具を選んでいる。
私は永遠にジョージア州に感謝する。
犬の飼い主になるという 世界で一番素晴らしい恩恵にあずかることができた場所である。

その後赤いバンダナをまいたウッドストックは 撮影所で多くの人と一緒に生活を始めるのである。
写真もたくさん撮ってもらい、最も影響力のある動物としてタイム誌に掲載され、ジョーズよりも有名になった。
彼に会った人間はすべてウッディを愛した。
「悪」というものは彼の中に存在していなかった。
骨の髄まで愛に満ち溢れていた。

私は普通は家族に関する個人的なことは言わないのだが、

ウディは実に多くの人に関わってきて、愛されてきたので、

敬意をもって皆さんにお知らせしなければならないと思う。
6か月の闘病生活を経て、2日前、天国へ旅立った。
まだ6歳だ。

彼はもう苦しんでいないという安堵の気持ちはあるが、それらをすべて踏まえて、私の心はずたずたである。
彼が私の横にいる世界のほうが ずっとよかった。
ウディは人生を共に歩く最良の仲間であった。
明るく輝く魂であった。
私達を見つけてくれて、選んでくれて、ありがとうウディ。
私達はお前を永久に愛し続け、永遠に一緒にいる。 絶対に絶対に忘れない。

お前への愛は言葉で言い表せない。
月へ行って戻ってくることをいとわぬほどの愛である。
終わりのないすべてを越えた愛である。
天国で先に逝ったマックスと天使たちと走っているだろう。
私がそこにいく、その時にまた会おう。


トム・ハーディ
http://tomhardydotorg.tumblr.com/post/161532868851/i-first-saw-woodstock-running-across-a-turnpike-we

 

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。


にほんブログ村