朝の来ない夜 | フィリオとショコラのちいさなおうち

朝の来ない夜

タイトルは、「天使の眠り」でもいいでしょうか?

羽はありませんが、代わりにシッポは生えていますよ。

 

 

    

 

    

 

 

 

 

 

写真は

Westies United - Murphy and Dakota's Page

よりお借りしました。

 

 

FBより、平山 ガンマン  さんの投稿をシェアします。字は転載です。

 

《 朝の来ない 夜 》

彼らが眠っている
氷のような冷たいコンクリートを抱きしめ 飼い主が必ず迎えに来る時を、信じながら・・

飼い主が迎えに来なくても
自分より大きな人間が 自分より強い人間が 自分より優しいはずの人間が
きっと新しい生活を、探してくれる きっと優しい飼い主を、捜してくれる

それだけを信じて それだけを願って この子たちは、それだけを待っている。

 

世界で有数の先進国家、日本
世界に平和をうたい最たる発展を極めながら
この健気な小さな命たちにしていることは 安らかに眠ることでもなく、穏やかに暮らせることでもない。

この子たちの(夢見た希望)は、簡単に消されること
この子たちの(裏切られた代償)は、簡単に死なされること
この子たちの(命の尊厳)は、簡単に扱われること。

何も悪くはない命、何の罪もない命 この健気で小さな命を見捨て 下げずむ社会がここにある

私たちが本当に愛をうたうなら
私たちが真実に平和を叫ぶなら
この子たちが穏やかに眠れるそんな社会を造り上げること
この子たちが笑って暮らせるそんな世界を造り上げること

こんな当たり前のことが出来ない人間社会が どこに向かおうと言うのだろうか。

私たちの生活は貧しくはない

ただ一つ貧しいものは、私たちの心であり それが、一番 大事なことを忘れている。

 

彼らが泣いている
飼い主の顔だけを思い出しながら・・

なぜこの子たちは、ここにいるのか
なぜこの子たちは、震えているのか
なぜこの子たちは、死なされて行くのか。

やさしさとはなんでしょうか
命とはなんでしょうか。

そして、今夜も この子たちは眠っている
涙をこぼしながら・・。

ganman

 
     
     
     

 

 

収容されている犬達の写真は省略しています。リンクよりご覧ください。

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。


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