広島は、今年も原爆の日を迎えました。
今朝の朝日新聞の「天声人語」に、開発した科学者たちの請願書が紹介されていました。
「核の破壊力には限界がない。想像を絶するような破壊の時代への扉が開いてしまう。」
請願は聞き入れられず、広島と長崎の悲劇が起こりました。
扉は大きく開かれ、未来は不安に満ちていますのに、
核を絶対悪と位置付ける昨年の核兵器禁止条約に、日本は批准しませんでした。
世界唯一の被爆国である日本が、です。
世界は、被爆国日本は、私達は、今、この絶対悪の扉を閉めなければなりません。
どうぶつ基金さんの活動ニュースよりご紹介します。青字は転載です。
猫の餌やりは悪?
https://www.doubutukikin.or.jp/activitynews/%e7%8c%ab%e3%81%ae%e9%a4%8c%e3%82%84%e3%82%8a%e3%81%af%e6%82%aa%ef%bc%9f/
猫問題は餌やり禁止だけでは解決できません。
野良猫(飼い主のいない猫)への餌やりは悪という認識のもとで、
“無責任な餌やり”と言われることが最近よくあります。
では、“無責任な餌やり”とは具体的にどんな行為を指すのでしょうか?
置き餌、投げ餌など、ご近所に迷惑をかける餌やりが、そう呼ばれているようです。
ヒトから餌を貰えなくなった猫は、稀少動物の捕食者となってしまったり、
ゴミをあさったりする可能性が高まります。
また、飼い猫ではない猫をヒトの管理下につなぎとめているボランティア活動を妨害することになり、
実態把握が困難になる可能性がでてきます。
不妊手術をしない餌やりさんは悪なのか?
どうぶつ基金はそう思いません。不妊手術は高額で猫の圧倒的な数に対応しきれない現状があるからです。
そもそも、猫を捨てることは、「動物の愛護及び管理に関する法律」44条3 愛護動物を遺棄・虐待した場合
100万円以下の罰金とありますが、検挙された例はあまり聞きません。
まずは、ノラ猫のもとを作り上げている遺棄した人間の取り締まりが重要です。
次にノラ猫の不妊手術(TNR)ですが、これだけ社会問題に発展してきた現状を見据えると、
行政やどうぶつ基金がもっと頑張らなければならい事なのです
そこで、どうぶつ基金は、通常の餌やりと差別化を図るためにも
“無責任な餌やり”ではなく、“マナーを守らない餌やり”と呼ぶことにしました。
「さくらねこTNR」の成功のカギは、マナーやルールを守った餌やりです。
「さくらねこTNR活動」を進めるためには、その地域にいる猫の頭数などを把握し、
決まった時間と場所で餌を与えて人間にある程度近づかせる必要があります。
同時に、清掃やトイレの設置など、ご近所に迷惑をかけないようにすることも重要です。
しかしながら、所かまわず置き餌や投げ餌をする“マナーを守らない迷惑な餌やり”によって、
きちんと“マナーを守った餌やり”がしにくくなっています。
「片づけは、猫にはできニャイ」だからマナーを守った餌やりを!
猫たちは自分で片付けできないので、どうぶつ基金の啓発ポスター等で
トラブルの原因となる食べ残しの清掃などをお願いしています。
そうした“マナーを守った餌やり”からはじめる「TNR先行型地域猫活動」を続けることにより、
飼い主のいない猫の数は減少し、野良猫トラブルも減っていくものと考えています。
これ以上不幸な猫を増やさないためにも、皆さまのご理解とご協力をお願いします。
野良猫問題のもっとも人道的な解決策は、TNRと、それを支えて下さる地域の皆様のご協力です。
今日もおいでくださいまして、ありがとうございました。
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