一匹、家に迎えてあげなさい。 | フィリオとショコラのちいさなおうち

一匹、家に迎えてあげなさい。

見上げたまま、息を呑んで暫らく歩き出せないほど、美しい夕焼け空でした。

午後7時になろうとしていますが、まだ空は仄明るく、コバルト色にオレンジ色が浮き立って、

空一面が光に包まれていました。

ゆず、あなたはこんな綺麗なお空に住んでいるんだね。

 

さて、夕散歩を兼ねて、動物病院に向かいます。

フィリオの持病のお薬や関節サプリ、重い処方食の袋、

ショコラのフィラリアの薬(彼女は体重が境界線上なので、毎月計ってから処方されます)、

2頭のダニ予防薬、毎月1回の関節の注射と、老犬になりますと動物病院のケアも盛沢山で、

2頭分のお持ち帰りも山盛りになります。

そうそう今日は、フィリオの外耳炎とショコラの肛門腺絞りもお願いしなくっちゃ。

あーぁ、いつの間にか、常連さんです。

でも、そのお蔭様で、持病があっても健やかに暮らしています。

 

 

 

 

草木も眠る丑三つ時

(フラッシュをたかないのでボケています)

最近はクールマットの上で寝ているので、背中にくっつかれることなないのですが、

かあさんは脚を折りたたんで眠らなくてはなりません。)

 

 

 

 

 

 

 

 

「私に何の関係があるというのだ」さんのブログよりご紹介します。

いつも転載させて頂きまして、ありがとうございます。

カテゴリ:捨てるな。買うな。助けよ。

この記事を読むと、シェルタ-は空になるはずである

http://catsanddogs75.blog136.fc2.com/blog-entry-697.html

 

シェルターにペットを持っていた人は 誰しもそこは地獄だと感じたであろう。
書類記入。おそらく涙。

たまに地域の動物チャリティ・グループが説得のために シェルターの前で待機しているかもしれない。

引き取りを拒否するシェルターはない。引き取るが殺処分する。
しばしば数日以内に。
この数日間は犬にとって一番ストレスがかかり、混乱の悲しい日々である。

引き取り数の高いシェルターにペットを落としていく人たちは
飼い主が去ったあとそのペットがどうなっていくのか 本当に理解しているのだろうか。
もし知っていれば、シェルターは空になるはずである。

新しい飼い主を見つけて欲しいと、シェルターにもっていくのは 完全な間違いである。
合衆国のシェルターでは毎年120万匹の犬が殺処分されている。
生きて外に出られる犬はほぼいない。
不運だったと済ませられる問題ではない。不運に値する犬はいない。
特に家族の一員として可愛がられていた忠実な犬たちは。

公的機関のシェルターは 外に出すよりはるかに多くの犬を引き取っている。
合衆国では13600の公的シェルターがあり、760万匹のペットを毎年収容している。
その中で実際家が見つかり 外に出ることができる動物は 270万匹くらいだろうか。

数は少ないが、ノンキル・ポリシーを維持しているヒーロー的なシェルターもある。
例えば、ユタやカリフォルニアのベスト・フレンズは一匹も殺処分していない。
ノースショア・アニマル・リーグも似たような人道的なポリシーを遂行している。
しかしこのようなシェルターは ボランティアがたくさんいるからこそ成り立っているのであるし、
このようなシェルターには動物持ち込みが殺到する。
ロス州のとあるシェルターはボランティア不足に悲鳴をあげている。
20分ほどの短い散歩をさせてくれるボランティアさえいない。
シェルターから一歩も出たことない犬もざらである。

シェルターに連れてこられた犬は犬たちの吠え声、
いろいろな匂いや音、知らない人たちにかこまれて非常なストレスを感じる。
あなたの犬がそんな環境に連れてこられた状態を 想像して欲しい。
どんな犬でも恐怖心が芽生えないはずはない。
恐怖の中にいる犬は本来の姿を失う。
本当は他の犬とうまくいく犬だったのかもしれないのに、人間が触ると縮こまるか、反抗する。
本来のキャラクターを取り戻す時間がないのである。

もしあなたの犬がシェルター環境になじむことができないのなら、

生きるチャンスは非常に少なくなると言ってもいい。いい子に見えないと譲渡は難しい。

エイミー・クラインはシェルターから出られなかった犬のことを思い出す。
少なくとも間に合わなかった。
カルホンは、シェルターで怖がりで臆病な犬になってしまった。
スタッフはカルホンを遊び場まで連れて行かなければならなかった。
そこで譲渡用の写真を撮るのである。
しかし1歳半のカルホンはまだ写真を撮る準備ができていなかった。
やっと一枚だけ撮った。一日がかりの撮影だった。
ようやくカルホンはエイミーの手から おやつを食べるようになったころである。
しかし数日してシェルターを訪ねたところ、カルホンはもういなかったのだ。
あまりにも怖がりで殺処分されてしまった。

生きたままか死んだ状態か、どちらにしても犬はシェルターから出ていく。
収容されて数日か、時には数時間か。犬にとっては重要な日、殺処分の日。 

その日は変更になる可能性もある。
多くの人がその犬に興味を示したり、犬がいろいろなテスト、

人間や他の犬に対するレスポンスに合格したりする場合など。
Aで合格した犬は望ましい犬と評価される。
問題はテストに受からない犬の多くは シェルターでそんな風になってしまったことが多い。

例えば食べ物を奪われるかもしれない攻撃反応。
これはどの犬だって、シェルターで3匹以上の犬たちと餌を共有しなければならない状況だとそうなるのだ。

犬種や色などによって差別される犬もいる。
不人気な犬種や危険な犬のイメージがある犬はほとんどチャンスがない。
合衆国で一番過剰に繁殖されている犬はピットブルである。
譲渡先を探すのが一番難しい。600匹の中でたった一匹シェルターから出ることができる。
メリーランド州にある地域は特定の犬種は 譲渡のチャンスが与えられないまま、殺処分をするところもある。

色もまたシェルター犬にとっては生死を分ける要素である。
黒い犬は50%譲渡率が落ちる。
そして年齢は一年重ねるごとにシェルターから出ていく確率は下がっていく。.

生きて出ていくチャンスが高いのは仔犬たちである。
もちろん不具合があったり、怪我をしていたりしなければだ。
もし治療が必要な場合も レスキュー・グループは譲渡率が高い仔犬は引き取る。

誰かシェルターに持ち込もうとしている人が回りにいたら、この記事をシェアしたいと思うかもしれない。
だが、以前は家族だったものをシェルターに連れていかなければならない人たちを
中傷批難するのはたやすいことではない。
黒か白ではないことは理解している。経済的理由は厳しいであろう。あるいは予想していなかった健康状態。

 

しかし、代替え案はある。
アメリカのヒューメイン・ソサエティは ペットをシェルターに連れて行く前のオプションをウエブで公開している。
あなたができること
悲惨なシェルターだが希望はある。
どんなに混んでいるシェルターでも そこに尻尾を振ってくる犬達を見るだろう。
動物たちを愛し、援軍となって シェルターに飛び込む人や団体がいるではないか。
年寄りだって、しょげている犬だって 誰も欲しくない犬だって見逃さず
愛をもってセカンドチャンスを与えようとしている人がいるではないか。

多くの犬が不要だとシェルターに投げ込まれるこの止まらない流れを、あなたが怒り、哀しいのなら、
その流れをスローにさせるために活動をしている人たちを助けることができる。
老犬の医療費の補助をカバーする人たち、フォスター・ファミリー、終生飼育費用を寄付する人たち、
無料の不妊去勢手術を提供する団体、合衆国全体のシェルターに犬が写真映りが良くなるよう写真を撮る団体
そしてもちろん、あなたがいる。

世界中のすべてのシェルターと同様に、ほんの少しでも助けがあればどれだけ力になるか。
実際、シェルターの犬の生死が ボランティアの数に比例しているという事実を考えてほしい

最近シェルターに立ち寄ったであろうか。 どうか、地域のシェルターのウエブをみてほしい。
あなたはもちろん、牢獄にいる犬たちに 最も素晴らしい贈り物をあげることができるではないか。
「自由」という贈り物を。

私たちの物事を変える力がどんなにすごいことかを 過小評価するなかれ。
人間と犬の両方に素晴らしい喜びが洪水のように押し寄せる。

一匹家に迎えてあげなさい。


 


今日もおいでくださいまして、ありがとうございました。


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