好きで野良に産まれたんじゃない
珍しくとうさんが風邪で熱を出したので、昨夜、かあさんは和室にお布団を敷いて避難しました。
昔から家族の誰かが風邪を引くと、必ずウィルスを有難く頂戴するかあさんです。
熱を出した張本人は手厚く看護されますが、うつされたかあさんは看護する側なので、
いつも忘れられて充分こじらせてから、やっと治ります。
ショコラはすぐかあさんのお布団に入って寝ましたが、
フィリオはいつもの習慣のベッドルームに寝たくて逃亡するので、諦めてとうさんと一緒に寝かせました。
いいこと、爺さん犬は爺さん風邪をうつされたらだめだよ？
寝ぼけ顔で起きてきた今朝のフィリオ
にいたんが心配で迎えに来たショコラ
ＦＢより、
さんの投稿記事をシェアします。
好きで野良に産まれたんじゃない。
ぼくたちは好きで野良に産まれた訳じゃない。
お母さんはにんげんに捕まって何処かへ連れて行かれた。
お父さんは去勢していない飼い猫。
兄弟たちは飢えて次々と死んで行った。
ぼくたちはここで産まれたからここにいるだけ。
他に理由なんてない。
ぼくたちはここで生きて行くしかないんだ。
だから虐めたりしないで。
他に生きる場所なんてないんだ。
汚いから、弱いから、家がないから、死ねって言うの？
仕方がないなんて言わせない。
運命だなんて言わせない。
ぼくたちは生きて行く。
ここで生きて行く。
他に生きて行く場所なんてない。
好きで野良に産まれた訳じゃない。
野良猫たちを産みだしているのはわたしたち人間の無責任です。
彼等を虐めないでください。
野良猫に迷惑している人は地元のボランティアさんたちに相談してみてください。
彼らは好きで野良に産まれた訳じゃない。
今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。
