called you Dog, my friend’ | フィリオとショコラのちいさなおうち

called you Dog, my friend’

とうさんの大きなイビキとショコラの中くらいのイビキと、フィリオの寝息の三重奏を聞きながら、

途中で止められなくなったかあさんは、夜が白むまでこの本を読んでしまいました。

 

要約をご紹介するのも野暮ですが、こんなストーリーです。

野良犬の子として産まれたトビーは殺処分されますが、

2回目の転生で、少年イーサンと運命の出会いをし、ベイリーとなります。

イーサンとの深い絆と様々な冒険を越えて、やがて老犬となり天に召される時が来ますが、

3回目の転生で、彼女はエリーという名の救助犬になり、流された子供の命を救います。

4回目の転生で、彼は寂しい老人となっていたイーサンの許に辿り着き、

イーサンが長く離れていた恋人との懸け橋となり、彼を幸せにし、イーサンの命の最後に寄り添います。

最後の時、イーサンはこの子バディがベイリーであることを悟るのです。

 

2回目のイーサンとの愛に満ちた暮らしが、彼の産まれてきた理由のように見えますが、

この4回もの転生は、最後にイーサンを救い幸せにする為だったと、かあさんは思います。

それぞれの転生は無関係にみえて、彼は前世の経験を生かして繋ぐことで、イーサンの許に戻るのです。

犬ほど人を愛し、人を救ってくれる動物はいません。

 

 

 

 

 

 

 

「私にの関係があるというのだ」さんのブログより、心に残る言葉をご紹介します。

カテゴリ:動物達の詩集より

神の名前

http://catsanddogs75.blog136.fc2.com/blog-entry-16.html

 

神ははじめに地と空と花と樹木々を創られた。
それから動物や鳥や蜂を。

すべて終えられた神は仰せ給うた。
「何かが足らぬ。そうだ。これから私の創った場所を歩いて一つ一つに名前を与えよう。」
神のそのご行啓の傍らに小さな生き物がいつも懸命についてきた。

そして空と海と地上のありとあらゆるもののすべてに名前を賜え終えたとき、
小さい生き物が言った
「主よ。私には何も名前が残っていないのではないですか。」

主は微笑みながら優しく言った。
「お前のために最後に残していた名前があるのだよ。
親愛なる友よ。お前には私自身の名を逆にした名前を授けよう。」


When God had made the earth and sky, the flowers and the trees
He then made all the animals and all the birds and bees
And when His work was finished, not one was quite the same
He said ‘I’ll walk this earth of mine and give each one a name.’
And so he travelled land and sea and everywhere He went
A little creature followed him until its strength was spent.

When all were named upon the earth and in the sky and sea
The little creature said “Dear Lord, there’s not one left for me.’
The Father smiled and softly said “I’ve left you to the end
I’ve turned my own name back to front and called you Dog, my friend’

By Jill Eckersley 

 

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。


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