FIGLIO -桔梗の花ー
亡母の好きだった、桔梗の花が咲きました。
母の好きな花は、その人柄のようにそっと静かな優しい花で、
紫色や白色が多かったように思います。
その母に似て、(人柄は遠く及びませんが・・・)かあさんも、
華やかな大輪の薔薇より、この小さな桔梗に心惹かれます。
野の花も真紅の薔薇も、一生懸命咲いている花は皆隔てなく美しく、
かあさんが苦手なのは、華やかに目立ちたい驕慢な人の心ですのにね。
梅雨の合間の散歩は、空模様を見上げながら、大急ぎで出掛けます。
水溜まりの目立つ公園で、ボール投げを10球だけ追い駆けたら、
そそくさと帰路に向います。
雨の匂いと、雨のせいで湧き立つ緑の香りを嗅ぎながら。
ただ、美しい動物達と、醜い人間だけが、毛皮を纏う
(訳:フィーママ)
「弥生、スコットランドはエディンバラ(エジンバラ)発!」さんのブログより
写真をお借りしました。
いつもありがとうございます。
「あるサイの親子」
このサイのお母さんは、象と同じように、牙を採る為に殺されました。
牙は主に、アジア(日本も含む)に密輸入されています。
いつまでも母の傍に寄り添うこの子は、どうなるのでしょう。
動物の牙も毛皮も、その動物のものです。
人間のものではありません。
幸運の印鑑だって?貴重な彫り物だって?
くそくらえ!!
今日もご覧下さいまして、ありがとうございました。