FIGLIO -動物のおまわりさんの話ー
交番の若いおまわりさんのところに、幼い女の子が三人、
弱ったヒナ鳥を抱き、援けを求めて駆けてきました。
でもおまわりさんは、そのヒナ鳥の命を救えなかったのです。
おまわりさんを囲んで泣きじゃくる女の子達、それが動物のおまわりさんの原点でした。
ボランティア110番動物園園長・有城覚さん・67歳、のお話をさせて下さい。
古民家を改造した手造りの動物園に、捨てられたペットや傷ついた野生動物が、
30種類・150匹暮しています。
えさ代も医療費も光熱費も、全て有城さんの負担です。
行き場のない動物達、傷ついた動物達の保護を、もう47年間続けておられ、
自宅にはもっとも多い時で、67種類・250匹の動物がいました。
交番に持ち込まれた一羽の雛鳥の命を救えなかったおまわりさんは、
一念発起して、その後47年間で数千の命を救いました。
今、有城さんは、癌で余命2年の宣告を受けています。
彼の奥さんも、認知症を患っています。
でも彼はへこたれません。
夫婦で全国の小中学校を回って、命の大切さを訴え続けています。
1000回を目標にしている講演は、この日952回を迎えました。
関西テレビ・ニュースANCHOR・7月27日放映。
バックナンバー
http://www.ktv.co.jp/anchor/today/2011_07_27.html#02
母さんがエアコンつけてくれない時は、ボク、いつも玄関にいるの。
玄関ドアは網戸だから、風が抜けるんだよ。
フィリオは、家中で一番涼しい場所をよく知っています。
母さんも隣に寝転びたい位です。
今日もご覧頂きまして、ありがとうございました。